bunnoichi’s diary

高専から大学編入した野郎の激ユル仙台日記(大フィクション)です

2本目の日記 〜デザイン実験終了〜

デザイン実験が終了した!

約半年の時間をかけて行ってきたデザイン実験が今日の発表をもって終了した。デザイン実験とは、電気電子回路を用いてなにか作る、いわば卒業制作である。単なる卒業制作と違う点は、解決案の複数提示に加え、完成したモノの性能評価、今後の展望などを研究発表のようにレポートとプレゼンにまとめなければならない点である。

我々の班は既存の資料を参考にアナログシンセとアナログアンプの作成を行った。

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ブロック図(シンセとアンプを自作)

時たま生じるアンプIC(LM386)の異常な発熱や、シンセのピッチ変化など、いくつかの懸案はあったが、発表本番の今日までにシステム全体として正常な動作、評価段階で当初の目標に到達していたのは本当に嬉しかった。

 

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実際の波形(ピンクノイズと打鍵時の出力)

私自身、授業時間内は参加していたとはいえ、8月末まで受験を最優先に取り組んでいたため、本腰を入れての参加は実質1月ちょっととなってしまった。その分、他の班員に負担をかけていた部分が当然あり、申し訳無さと感謝の気持でいっぱいである。

一方、他の班の発表は...

仲のいい連中が何を作ってどこまでできていたかはなんとなく知っていたが、全班の完成形を見るのは今日が初めてだった。超音波に変調かけて指向性スピーカを作った班や、CPUを作った班、 モーションキャプチャを作った班、調味料の残りをセンサとLINEbotで確認できる装置を作った班、LEDオセロ、ママチャリでAC100Vを発電した班など、私が興味はあるもののまだ触れていない分野のモノが沢山あってメチャクチャ有意義な発表会だった。ちなみに、実物の写真はどこにも許可取りをしてないため掲載しない。

一見すると「どうやってんだコレ?!」と思うような制作物も(CPUなんか最たる例)、プレゼンを聞くとずば抜けた理論や手法は使っておらず、どこの班も学科で学んできた知識から頑張って背伸びをすれば理解できる回路・理論ばかりであった。

逆説的に言えば、数年前までただの中学生に毛が生えた程度だった自分らが、何かを参照しながらでもこんな複雑なモノを作れるようになったことに感動したし、誇りに思えた。みんなすげぇな、って。これが言いたかった。

ある班への怒りから見えた、自分がもつ強運の正体

今回、ほとんどの班はまともに回路制作・資料作りに励んでいた、ある1班を除いて。この班は4年次の実験とまるっきり同じことを半年間やったようにみせ(実際は3時間)、挙句の果てには出典なき(文章丸々)コピペを予稿の半ページにわたって行った。

1つだけ。こんな班と他のまともに活動してた班に同じ量の単位が与えられるのはどう考えてもおかしいし、侮蔑軽蔑に値する最たる例だと強く思ったことは、ここにはっきりと記しておきたい(お前ら本当に推薦入学と技術職入社すんの?)。怒り狂って2兆文字くらいこの班への意見を書けそうだが、気分を害するので割愛。

 

そんな怒りの中で感じたことは、自分は本当に周りの人たちに恵まれているという点である。幸いにも、今学内で仲良くさせてもらっている連中はみんな意識が高い、学生としてね。自分も「陸技とりたい!」「Webプログラムやりたい!」など学習意識(だけ)は高いから、類は友を呼ぶ的なことなんだろうとは思っている。けどそれでも、人と人との巡り合わせは結局どこかにいる神様が導いている気がしてならない。

私の周りには、自分の強みとなる分野をさらに伸ばそうとしている人、あるいはシティポップの勉強や図書館情報、気象大という全く違う分野へ挑戦する人、学生自治の活動に力を入れるバイトの後輩や社会人から再び学び直そうと思い立った人など、良い影響を与えてくれている人しか居ない。八百万の神々が私をこの環境へ導いてくれたのだとしたら「俺とてつもない運の持ち主なんじゃね?」と感じてきた。今一度、付き合ってくれている周りの人々(先生方含めて)に感謝をしたい。直接言えるかは知らんけど。

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”強運”いやもはや”豪運”(新潟市アパホテルにて)

若干スピリチュアル寄りになってしまったかも知れないが、今日実際に感じたことなので、忘れないようここに記しておく。ちなみに、社長のご本はまだ読んでません、いつか読みます(多分)。

脱 日本語なまり

入学からお世話になってる英語の先生と話した時に紹介された本。

先生のお嬢さんから薦められて夏休み中に読んだらいたく感動したらしく、ものすごいテンションでこの本の内容について話してくれた。日本語の発音は世界の言語的に見ても変?らしく、日本人がなぜ英語をうまくListening&Speakingできないかがこれでわかるらしい。Carpentersの歌詞を1文ずつ発音記号とともに分析してるらしく、自分も後で読んでみようと思う。

えられた音声リンク

学外で学んだこと

性能評価、プレゼン資料制作等により、なし。

この間聞いたアルバム

共同じゃない通信(10.04[Mon]-10.06[Wed])

  • Aマッソ、両方とも結婚してたらしい
  • 岸田総理爆誕するも、発足支持率最低ガンバレ
  • 台湾2025
  • ノーベル賞発表、物理学賞で気候の数理モデル
  • 川崎と大分で通り魔、怖い

意識高い系川柳

挨拶だ 「起立」のあとは 「刮目 礼」

「起立 注目 礼」という常套句を「刮目」とすることで、韻を踏みつつも相手へ尊崇の念を込めている、大変素晴らしい一句ですね。(添削;夏二いっき)

明日へ向けて

投稿2本目にして熱のこもった文章になってしまった。まぁこんな熱の入った文章もしばらく書かないだろうから、いいだろう。

これから30日以内に卒研の中間発表と文化祭に向けたゲームの制作、ラジオで発表する音楽研究の執筆をせねばいかん。周囲の素晴らしい人たちとともに、死なない程度に頑張っていこうと思う。以上。