41本目の日記〜研究室と芋煮〜

日記がバレた

「1周年を迎えた！！」なんて言ってたこの日記。高専の同級生に見せびらかしてるだけで、仙台で出会った人類には一切この日記のことは話してない。無論、星野源記事についてもなんだかんだ話してない。

バレていないとふんでた11月5日18時半過ぎ、某光ファイバーのOさんと話してたら「はてなブログ見ました」と言われた。

終わった...。いや、終わっちゃいないんだけど、まあバレた。その後には学生隊長Mくんにも「見ましたよ、だからインスタフォローしたんすよ」と言われた。終わった...。いや、終わっちゃいないんだけど。てかあの団体を「光ファイバー」って呼んでるのもバレてるのか。激キモ工学部でごめんなさい、でもまあいっか。

どこまで見たのだろうか...。見られて困るものは特段無いけど、それでも気になる。それなんで、RちゅゎんとKきゅぅん、コレも読んでたら(呼び方キモっとか思わず)LINEで教えてね。

バレちまったからにはキレイな文章を書かないとな、そう決意をし......してない。

研究室落ちた

研究室落ちた。いやー、落ちた。「まぁ第5希望以内には入るでしょ」というのが、B3の間でも先輩の間でも教員の間でも共通の下馬評だった。甘んじてワシも「まあ大丈夫でしょ、GPAそこそこあるし」と思ってたら、全落オープンだった。

4日金曜、この日に教務からメールが来なければ、とりあえずは希望出した研究室に入れるはずだった。「一応ねっ♡」と思って余裕ぶっこいて授業中にメールボックス開いたら、教務からまさかのメール。面喰らってしまった。思わずマジすかメールを出してしまって「マジだよ」って返ってきてしまった...。

これは予測だけど、5セメまでで取れる通信科目の8単位のうち2単位しか取得できてなかったのと、希望の研究室が情報と通信の狭間みたいだったのが相当イタかったのかもしれない。単位変換許すまじ。

ということで、周りの人間に言いふらしてた公約通り、とりあえず気になるとこだけ就活やって、セーフティーネットとしての院試勉強に励みます。

んで、3次配属の希望調査

第3次配属の研究室リストを見る。修羅みたいなのしか無い...。ほとんど物性、半導体、ニッチな医工学みたいなのしかない。

ただ唯一「ここなら...」というのがあった。その研究室は、教務は信号処理系と謳っているけれど、研究室的には新機能素子やってるぜみたいな感じの研究室。内容的には興味ないところだったけど、そこの教授は今年東北大に赴任したばっかで、もし入れれば、自分はその研究室の1期生になることになる。

...そこに物凄い魅力を感じてしまった...。こと大学工学部っちゅうアカデミックな視点に立てば、全くもってヨコシマな感性であることは重々分かっちゃいる。分かっちゃいるけど、正直な話、ワシは何か研究がやりたくてこの大学に入ったってわけじゃない。

もう何度もこの日記にも書いてるけど、この大学に編入した目的は、(できればいいトコの)大卒資格が欲しいってのと、群馬を出て環境を変えたい、この2つだった。通信の勉強したいはどっちかつったら二の次だったし、ましてやこの研究やりたいなんて三の次くらいだった。その意味において、自分の大学に来た目的は既に達成されてしまったから、この結果は因果応報といえばその通りである。

話が少し逸れたけど、要は、自分の研究に対する興味とか執着いうのは、恐らく他の誠実な編入生よりは少ない。それよりも寧ろ、立ち上げ直後の研究室という新たなコミュニティで新たな伝統や文化を創り出すという、ソーシャルな方の魅力を物凄く強く感じている。こういうところ、やはり自分は文系だったと思う。

ちゅわけで、どうせ希望じゃない研究室(&3次配属に残るほどにそれなりの理由ありげな研究室)に入るくらいなら、まっさらな研究室を自分らで創り上げていこうと思い、その研究室を第1希望で提出した。GPAそこそこ取ってたから、あとは神に祈って吉報を待つのみ...。

同じ編入のRに言われた「研究室の環境構築じゃん」という言葉が鮮烈に頭に残っている。多分パソコンの環境構築より何倍もムズイし才能が求められるし磨かれそう。入れたらとにかく頑張る。

初芋煮

ワシにとって初めての芋煮というものをやった。言っちゃえば豚汁。だけど仙台で豚汁って言うと郡市長から体育館裏に呼び出されるという噂を聞いたことがあるので、口が裂けても豚汁とは言わない。

10月24日、光ファイバのSさんと企画のことでラインしてた時に「そういえば芋煮やろうと思ってて〜、来ませんか？？」というお話を頂いた。「何それ！！！！私行きたい死んでも行く！！！！！！」(原文ママ)と秒で返信し、けっこう楽しみにしてた。

そんなこんなで日々を生きてたら、いつの間にか幹事LINEにブチ込まれ、幹事をやることに。全然嫌じゃなかったから大手を振って受け入れて...。買い出しとかに関しては幹事長のMさんがだいたいやってくれ、ワシは当日の鍋などの重量品運搬係に。原チャリあるし。

13時、Mさんと合流し、西友で鍋を借りる。モノ買ったらタダで鍋貸してくれるなんてなんて優しいの、SEIYU。生協とは大違い。13時半過ぎ、鍋を会場に運搬し、会場組と合流。前日に「13時からいます！」って言ってたけど、もともと15時開始の予定だったから、自分含めて4人しかいなかった。ここで、Aさん、THさんと初めて会い、挨拶を交わす。

炭と木をくべて火を炊いたり、水を沸かしたりしてると14時。小雨が降ってきやがった。4人で「これ人来るよな...大丈夫だよな...」なんて喋ってると、Oさんが襲来。「やった！！！来た！！！」湧いてしまった。

水が沸騰するまで時間もあるので、Aさん、Tさん、Oさん、ワシの4人で大富豪大会。河川敷で大富豪するとか、まさに富豪の遊び。数億年ぶりの大富豪だからルールがすんごい曖昧なままやってた。そのおかげで、カードを出したら「いや、今はこの8切りだからそれ使えん」とか「いや、今はジャックバックだからそれ使えん」とか、手札を晒しまくってプレーするという醜態。でも1抜けだったからいいもんね。

途中、Mさんがワシの原チャリに乗って忘れ物を取りに自宅へ。Mさん原チャリ乗るの初めてだったらしく、ものすごく不安だった。事故ってないからまあ大丈夫だったんだろう。

14時半過ぎ、Mさんが戻り、貸してたヘルメットを自分の原チャリに戻そうと駐輪場の方へ行くと、見覚えのある女性。Mさんだった。この段階でも人来るか不安だったので、Mさんの顔を見て「ｽﾞウオォー！！！」とかなりでかい声で叫んでしまった。ウッキウキでMさんを場所まで連れていき、大富豪2戦目。ここでも確か1抜け。ワシ持ってる。

隣りにいたのはクソデカスピーカでHipHop流すパリピ集団。パリピ集団だったけど、嫌な騒ぎ方をする集団じゃなかったからまぁ良かった。途中、パリピ集団の女性から「スンマセン、このデジカメで撮ってくれますか」と言われ、パリピ集団の写真を撮る。ワシがよく他人の記念写真撮る時にやる小ネタをブチ込んだらウケた。かなり嬉しい。

時刻は15時を周り、TKくん、HKなども襲来し、なんとなく賑やかに。とここで、OさんとMさんが飲み物の買い出しに行くとのことで、いろいろリクエスト。でもなんやかんやあって、ワシが原チャリを走らせて生協に行くことに。

15時15分頃、生協着。ジュース、酒、お菓子諸々を買ってレジ行こうとしたら、ドン引きするほど並んでる。ワシの群馬でやってたバ先なら即始末書レベルで人が並んでる。半分絶望しながら並ぶ。5分、まだ。10分、まだ。「腹が鳴ってる...早く戻ってワイワイしたい...」寂しさを紛らわすため、日曜サンデーを聞く。丁度サンデー競馬小僧で、ヒコロヒーが出てた。

並び始めて25分経った15時50分、ようやくチェックアウト。長過ぎる。二度とこの店来んと決心。カインズで鍛えた高速袋詰を使って30秒で全て入れ、すたこらさっさ原チャリ回収。55分、戻り、OさんとMさんが出迎えてくれた。嬉ぴい。

戻ると、もうみんな揃って芋煮を食い始めてた。ワシもようやく初芋煮...。Kに芋煮をよそってもらって、いざ実食。ウマい...。環境も相まってか、もう涙がちょちょぎれるウマさだった。

ワシは原チャリだから酒飲まなかったけど、案の定雰囲気に酔い、15人の中で一番のハイテンションに。メシを一緒に食ったことある人ならこの姿見せても「ああいう人だから」で済ませられるけど、この姿を見せたこと無い人はあれをみてどう感じたんだろうか...訊いてみたい。

日が暮れてきて、みんなで焼きマシュマロ大会。焼き加減をスパルタのO先輩に見せると「これじゃ甘い(マシュマロだけに)」と言われ、焼き直す。焼き方は教えてくれなかった。

その後はお菓子争奪じゃんけん大会。負け残りで「お菓子取れなかった人はワシによる熱い抱擁をプレゼント！」とか言ったらみんな目が本気になって「ぜってえ勝つ」とか言い出す始末。負け残りのSMに熱い抱擁をプレゼントしようとしたら走って逃げられた。失礼な連中め。

焼きマシュマロも落ち着いて、これで解散も物悲しいので何かやろうという話に。「鬼ごっこ？ケイドロは？！」と提案したら、今回もなぜかそれが通ってしまった。ちゅわけで、大学1年生から4年生みんな揃って、18時暗闇の河川敷でケイドロをやるというカオスな状況に。しかも、1年も4年も男子も女子も、みんな割と本気で走ったり隠れたりしてんのがスゲェ面白い。

河川敷は草木生い茂ってるところもあれば、薪をくべる用のデカめの石がゴロゴロしてて、普通に危ない。「マジで怪我しないでよ〜」なんて言ってたら、ちっちぇ落とし穴みたいなのにハマって足をグネった。痛ぇ...。

結果、ドロボー役の1,3年は制限時間内に全滅してしまった。「無念、よし2戦目だ！」と言いかけたところで、TKのスマホ紛失騒動が勃発。ということで、急遽ケイドロから夜の河川敷トレジャーハンティングに。

ということで、15人全員でスマホのライト照らしながらKちゃろうのスマホを探す。無ぇ。訊いたら「サッカーゴールまで追いかけてた」らしく「ケイドロにアツい漢だ」と感慨。今回やった捜索範囲を調べたら、東京ドームのグラウンドよりちょっとデカイくらい(1.8万m^2)というまぁまぁな広さだった。おまけに、草木も生い茂ってたり暗闇だったりで、そら見つからんわな状態。一旦Kには家に帰ってもらい、自分のデバイスからiPhoneの位置情報と音を鳴らしてもらうことに。その間、14人でスマホのライト点けながらローラー作戦という、傍から見たら完璧怪しい集団でスマホを探す。

Kが家に着き、位置情報を送ってくれた。「てことはここらへん...？」みんなでそこら辺を探し、Kにはスマホを鳴らしてもらう。「アレっ！音がする！！」耳を尖らせて聴いてると、発見。絶対見つからん場所に落ちてた。みんな今日イチの雄叫びあげてて、そのままGoogleのCM出せんじゃないかと思った。

Kが帰ってくると、スライディング土下座。スライディング土下座割と人生で初めてマトモに見た気がする。何はともあれ良かったということで、荷物をまとめ撤収。

その後はMさんの家でモンスターズインク流しながら鍋掃除やって、23時頃鍋を返して、23時半にK、M、Sの3人と合流して27時までカラオケ。

なんやかんや今幸せ

この2週間では、研究室配属落ちたという出来事があったが、なんやかんや今幸せである。特に、3年前期の地獄のようだった日々を思い返すと、余計に。

中学時代の同級生とメシに行って深夜まで話し込んだり、同じ学科の人間と遊びに出たり課題を教え合ったり。光ファイバでも学生同士で芋煮やったりメシに行ったりカラオケ行ったり、大人の人たちにも多分可愛がって頂けてる。高専時代の連中ともDiscord使って全く生産性のないバカみたいな、いやバカな会話を夜中までやったり。新しく始めたバイトも上手くいきそうな予感。

周囲には話しかけてくださったり、声をかけたら返してくれる人たちが多くいる。それはそれで当たり前なんだろうけど、それを当たり前と思える事自体幸せである。だからこそ、この環境を当たり前と思わず、ありがたいことだと思って過ごしていきたい。

若干トートロジーみたいな言い回しになっちまったけど、ワシの周囲の方々、いつもありがとうございます。これからも、どうぞよろしく願います。

14日月曜、朝7時に記す。

その他の日記

プラズマヤクザのSNS&インスタデビュー
2日水曜、実行委員会。概ねOKを貰える。大人に連れてってもらい、KさんとOさんの店へ学生みんなで行く。次の日は祝日だったので、27時半まで呑む。コカレロっちゅう酒を戴く。いい夜だった。
3日、片平まで原チャリを回収するついでに仙台駅で服を買う。もうどこもクリスマス仕様だった。かなしい。
5日土曜、光ファイバ学生部会。終了後、Mさん、Aさん、Hさんの4人で、Oさんについての話をする。皆ドン引きだった。
5日土曜、そのままMさんとラーメンを食い、市民広場で24時過ぎまで現地調査。
6日日曜、某初バイト。これは人生経験っちゅうか、一生の話のネタになると思った。
6日日曜18時半より、編入H、転学H、同級生Hとともにお食事をする。その後市民広場で26時まで喋る。解散後、折角なので原チャリ押しながら同級生Hと歩き、27時半まで恋バナなりなんなりをするという大学生みたいなことをした。話してる最中「まさかHと仙台で同じ大学でこんな話してるなんて思わなかったよ」と言われ、時間の流れというかなんというか、感慨深く思ってしまった。
8日火曜、バイト中にお散歩中の幼稚園児に挨拶したら「お兄さん大好き！！」と舌っ足らずな声で言われてしまう。マジで幸せな瞬間だった。
AAを正式に辞める。
9日水曜、久々に生姜焼きを作って食べる。
10日木曜、実験日。仮眠も取りつつ、夜9時半まで図書館にこもる。
11日金曜、自分の企画でしくじる。ショック。
11日金曜、大人たちの食事についていき、Oさん、Mさんと光ファイバについて考えた。Mさんとは27時半まで、川内駅前で諸々話しこんだ。
12日、消化器のプロと光ファイバのHさんが誕生日だということをLINEのプロフィールで知り、おめでとうLINEを出す。せっかくなので、自分が誕生日知ってる人間でおめでとうって言ってなかったやつにもいっぺんに送りつけた。4月が誕生日だった編入のHからは「どうした？話聞こうか？」と思いつめてる認定をされてしまった。
13日、芋煮と深夜のカラオケ。非常に良い1日だった。
Googleのロゴがこの人についてフィーチャーしてた。後で読む。
www.udiscovermusic.jp