18本目の日記 〜しゃっくり〜

コロナ爆増

年始から急にそうだったが、コロナ感染者が今週で過去最悪の数になった。平子さん、オードリー、古坂大魔王春風亭昇太西野七瀬ベッキー、ナイツ塙など、芸能人だけで見ても急に感染者の発表が増えた。学校でも、段々感染者が出てきたらしい。

ただ、やることは2年前から変わらず、マスクと手洗いうがいくらいしかない。

計算機は寝耳に水

編入予定大学からメールが来ていたことに気づく。ただ、それが少し前だったので反省。即返案件でもなければなるはや案件でもないのでまだ良かったが、これが編入の意思確認とか金関係だったらと思うと...大反省。

届いた内容は「入学後すぐ学力テストやるで」っていうもの。メールの感じだと「強制じゃないよ?強制じゃないけどぉ〜、研究室決めでも何かと使うしぃ〜、受けといたほうガァ➚イイんじゃないノォ〜➚」的な感じだった。

この”入学後テスト”は合格された方の編入体験記で知っていたが、何が出るかはあんま知らなかった。その試験内容がこのメールには記されていたが、開けてびっくり、国語と同じ、いやそれ以上に嫌いな計算機が科目として入っている。寝耳に水どころか、寝耳に霞ヶ浦といった感じだ。思わず”おいでやす小田”という名前に改名しそうなほど叫びたかった。他の科目の電気回路、電磁気、数学はまだいい。ただ計算機に関しては小渕優子したい。クソだ

まぁでも、しょうがねえわな。イヤイヤ期はもう15,6年前に修了したつもりだし。センターとか共通試験やらずに、逆立ちしても受からなそうな大学が入学許可してくれたわけだから、これくらいやらんとな。そう考えると、高校生ってすげぇや。あと、人生で一番嫌いな線形代数じゃないだけまだ良かったって思う。

今春は恐らく人生最後の群馬で生活する春ということで、お気に入りの公園に通い詰めて桜と梅の開花をのんびり見守りたかったが、どうやら平和な春休みは試験という荒らしで吹き飛んでいったようだ。春休みも、去年と同じく死なない程度に勉強しよう。

妊娠報告で初めて泣く

11日のチョコナナとDCGで酒井夫妻が妊娠報告をされてた。本当におめでとうございます!

1週間経ち今週水曜、不毛な議論を聴きながらふとインスタを見ると、やばたんのSNSでは初めての妊娠報告が流れてきた。無粋なのでここに細かく書かないけど、この投稿を見て泣いた。もちろんギャン泣きとかむせび泣きではないが、妊娠報告で泣いたのは初めてだ。色んな感情がこみ上げてきて、どれくらいかといえば500回くらいいいね押したかったほどである。長いことアルピーのラジオを聞いてきたせいで、チャンサカの発言とか奥さんの投稿日までの想いを読むと「本当に良かったねぇ、おめでとうだねぇ」って世話焼きババァみたいな感じになってしまった。世の夫婦がどんな想いで子供を産み育てているのかを、少しだけ感じ取ることが出来た気がする。

ご出産の予定は6月らしい。1リスナーとして、1人間として、安産を祈りながら毎週ラジオを聞こうと思う。

余談。不毛な議論を聴きながらだったので、ちょうど目頭が熱くなりだしたタイミングでIKKOのコーナーが始まって「今だけは本当に黙って」と思ってしまった。ボス、ごめんなさい。

ジャニーズにサブスク解禁してほしいの極

話題の”THE FIRST TAKE”を初めた見た。「見た」と言っても、チャンネルの動画をザッピングするのではなく、SixTONESの曲を聞くためだった。


www.youtube.com

出光興産の新CMになった"Everlasting"。テレビでも聞くし、何よりオールナイトニッポンで聞く。数年前の「唄のメッセージカード」の時も思ったが、出光興産のラジオCMはセンスが良い。SixTONESのこの曲もメチャ良くて、他の曲も聴きたいと思った。

が、残念ながらジャニーズは嵐以外サブスク解禁をしていない。それどころか、酷いとジャケ写すら出てこない(SMAPなんかそう)。テレビも昔ほど見なくなったおかげで、最近のジャニーズの名前やメンバーが全然ピンとこない(実際、FIRST TAKEの動画も誰一人として名前が分からなかった)。

そんなことを思っていた土曜日、ツイッターでJohnnysFamilyVoiceというものがトレンドになってた。坂道系のミーグリみたいな感じらしいが、どうやら1対1ではなく大勢のファン対アイドルで、ファンが挙手してアイドルが指名して、それを他のファンも見れるというもらしく、NTR願望がないと耐えられない気がする。案の定、非難轟々で「それよりサブスク解禁しろ」というジャニオタ方々のツイートが目立っていた。

とにかく、ジャニーズ(あとハロプロも)の楽曲を色々聞く欲が高まっているので、解禁を待ちわびている。

卒研進捗

色々。

その他の日記

  • 日曜、在宅卒研。
  • 月曜、通常登校。10時半、胡蝶蘭がアウトな駐車の疑いで帰宅。12時、卒研をやりながらF研。16時から30分、F研にてリモート卒研。17時半、TTさんによる特別講義。消化器のプロ、ぽっちゃま同席。18時過ぎ、そのまま自称国王の尋問大会。20時前、出る(14時に帰るつもりだった)。
  • 火曜、通常登校。14時半、F研。16時、出る。
  • 水曜、定休日。卒研の勉強&資料作成。水曜日のダウンタウンの潜伏中面白かった。
  • 木曜、休み。13時半、車検の関係で車屋。15時半、戻る。
  • 金曜、休み。卒研。
  • 土曜、休み。15時、卒研をしようと思うも、やる気が起きなかったので散歩。21キロ歩く。19時、戻る。

学外で学んだこと

  • バンド理論のあたり
  • 磁性の話
  • Pythonグラフ描画

この間聞いたアルバム

共同じゃない通信(1.16[Sun]-1.22[Sat])

  • トンガ噴火で高波被害、津波ではないらしい
  • 水島新司、亡くなる
  • 井口眞緒、結婚
  • 大阪の郵便局員、面倒くさくなり郵便7000通を雑木林に捨て逮捕
  • 日光元ゴルフ場バラバラ殺人
  • N党党首、有罪判決
  • 佐渡金山の世界遺産推薦見送り、安倍総理おこ
  • 国交省、期間統計書き換えで10人処分
  • 大分で震度5強
  • 池袋ホテル強盗殺人、男女3人を確保
  • 東京、1日1万人を突破

夢見る男じゃいられない

  • 日曜朝。現実で編入予定の大学に落ちた夢を見た。妙にリアルな夢だった。
  • 日曜昼。皆が寝静まった深夜、アパートの隣の部屋から子供の「出して」という大声が何度も響く。「うるさいな」という思いとともに「もしや虐待では」と不安に思った自分は、向かいの部屋に住んでいる母親を起こし通報を相談するも、やんわり要らないと言われる。確かに、よく聞いてみると子供もその親も和気あいあいとした感じでそのやり取りを行っている。「そんなじゃれあいなのか」と、迷惑心を懐きつつ眠りにつこうと思った。

    そこに、隣に住んでいる別の女が自分の前を横切っていった。髪を束ね、貞子のような白のワンピースを纏い、手には刃の大きい鎌。ひと目見てその女が何をするかはわかり、とっさに狸寝入りを決め込んだ。「いや、止めなければ」という後悔虚しく、その子供と親はあっという間に静かになった。あの様子だと、どうやら子供から首を失ったらしい。女が部屋に戻ると、幽体離脱したかのようにその後の惨状を見た。ここで目が覚めた。

明日へ向けて

反マスク絶対主義者とコロナ陰謀論者とはソーシャル、いやプラネタリーディスタンスをとっておきたい。

17本目の日記 〜成人式〜

本当に幸せな日だった

今週は成人式に行ってきた。間違いなく、ここ数年で最も幸せで、最高の日だった。1日だけでもいいから、今のまま中学生に戻りたいと強く感じた。ただ、問題はその後である。φτも言っていたが、メチャクチャ鬱みを感じている。成人式後の数日間は精神をすぐさま日常に戻そうと必死だった。

psytousan.hatenablog.com

成人式へ行く

成人式に行ってきた。今年の成人式はコロナということもあり、学校ごとで分散開催。母校の会場は市の文化会館大ホールだった。さすがクソデカマンモス校

個人的には「成人式の日なり成人を迎えたからどうこう...」ということはなく、法的扱いが変わるだけで、ヒトとしてはただただ連綿とした日が続いていくだけだと思っている。その中において、これまでの経験を踏襲しつつ、死ぬまで着実に成長していきたい。と思った。そういう意味で、成人式に行く目的は、友人に会うことである。

最初はMと「グリコやりながら行こう」って話になってたが、結局やめてMを乗せて車で。受付開始時刻になっていたが、まだそれほど人はいなかった。

案内役の女性に「久しぶり〜」と言われ、顔をしかめっ面にしてよく見てみると、振袖姿も相まって美しくなっていたHだった。思わずデカイ声で「あっ!」と言ってしまった。そして、案内された座席の前を見ると、めちゃくちゃ久々に見た連中。こちらも同様に、髪型変わってマスクもしていたのでしかめっ面でよく見て、ようやく誰だかわかった。会えてめちゃくちゃ嬉しい。

式が始まり、5年ぶりに見た連中が沢山登壇。ただ、式中国歌演奏以外はずっとサンソンを聞いていた。及第点みたいな演説を聞くよりも、そちらを聞いてたほうが余程有意義だ。

会場を出、会館前で色んな同級生と会った。数日ぶりに会うやつ、数年ぶりに会うやつ、そして丸5年ぶりに会うやつ、本当に色んな人と会った。空手の8人、科学部のメンツ、いじられキャラのMT、少し見ないうちに巨漢になった吹部のY、S、北海道のキャンパスに進学したNK、バレー部だったTT、1,2年同じクラスでかなり話してたHM、同じエビ中好きだったTM(AppleMusicのアカウントを交換したので彼女のプレイリストを色々聴きたい)、2年の頃結構仲良かったYN、丸顔でおなじみのMH、久々にあったST、絶対来ないと思ってたKY、LINE電話でかかってきた中高一貫に進んだ連中などなど、挙げきらないほど多くの同級生と会えた。

男子はみんな髪をイジってスーツビシッと決めてカッコよくなり、女子はみんな振り袖に化粧でキレイ可愛くなっていた。意外だったのは、男子で袴のやつや、「お前それ罰ゲームだろ?」みたいな髪型のやつもいなかった。みんなとりあえずはグレずに成人したらしい。

クソデカ中学だったので全員と顔を合わせることは出来なかったが、それでも、20歳を迎えた多くの友人と会えたことは本当に嬉しく、幸せだった。また、久々に友達とハグをした。残念ながら高専にはしてくれる人がいない。この熱い抱擁も、安心感というかなんというか、言語化出来ない温かい気持ちになれた。

ただ一つ、心残りだったのは、やはりマスクの存在である。顔が見えないので「久しぶり!って言ったはいいが誰だっけ...」てことや、人違いに至っては10人近くした。そして、コロナのおかげで学年での同窓会が出来なかったことも悔やまれる点である。もし、同じ想いを持つ人がいたら、数年後に学年で出来ないかを話してみたい。

なにはともあれ、愛すべき旧友たちと再開できたことは、ここ数年の中で最も幸せで、最良な1日であった。いつかまた、この人たちと顔を合わせて話したい。

3-5の同窓会へ行く

クラスの同窓会を行った、しかもHとともに幹事として。動き始めたのが、ちょうど3,4週間くらい前だった。名簿作成から、クラスLINE不在者の連絡、店の予約(Hがしてくれた)、当日の飛び入り参加の確認、金の徴収まで問題なく終えることが出来てよかった。

当日、18時開始だったがMとWを連れて17時半に現着。やはり、まだ誰もいなかった。45分くらいになってようやくYとTが来てくれた。5人来たので、早速入店し、検温、消毒を済ませ2階席へ。この後、自分だけは徴収と案内があるので寒空の下駐車場へ。15分の間に殆どの人が来てくれた。そのうち約半分は丸5年会ってない人々だったので、久々の再会でめちゃくちゃ嬉しい。

そして喫食開始。一応、幹事として挨拶(ただやりたかった)。本当ならリキュールもメシもたらふく食いたかったけど、なんかもう久々に友達に会ったらそれだけでお腹いっぱいになってしまった。食べ物を食べずにお腹いっぱいという感覚になったのは、もしかしたら今日が初めてかもしれない。それと車だったてのもあって酒を飲まなかったが、自分以外ほぼ全員飲みやがった。飲んだくせに「そのテンションで本当にシラフなの?」と20回近く聞かれた。まぁシラフの自分がクラスで一番ハイテンションだったから、それは自認している。挙げ句「酒を飲ませたらどうなるか試したい」とも言われた。うるさいうるさい。

そして、色んな所を回って近況を聞き合う。大学で英文学やってるSM、横浜で飲んだくれてるIM、工場に勤務して進学を悩んでるHK、栄養系の大学に通ってるNA、可愛い麻原ことON、自宅で一杯ひっかけてから来たKY、などなど。東工大、東北大、工学院、群馬高専のマジ理系4人で理系の悩みや将来の進路を話せたのも良かった。中でも異端だったのが、少し送れてきたSTだった。遅れた理由は、なんと東京で舞台に出てそのまま電車で来たらしい。しかもダンサーとしても活動してて、東京五輪の開会式にそれとして出てたと聞いてぶったまげた。みんな元気そうで嬉しい。

そして、Y、T、M、Tくん4人で「地元を盛り上げていきたい」みたいな熱い話をしていた。チャラついた印象しかなかったYからそういう発言を聞けて物凄く尊敬した。この会話が「酒のおかげ」だったり「若気の至り」にならないよう、自分も何かできれば参加したい。

結局、名残惜しいってのもあって、最後の方まで残って雰囲気をずっと味わっていた。そんなこんなで、帰りは細野さんのデイジーホリデーを聴きながら暫く浸っていた。この得も言われぬ後遺症は、数日間続いた。

シラフでも言えるしあの時も言ってたクサいセリフを敢えてここで出すと、俺は彼ら彼女らを愛している。そんな愛すべき人々と、1年後とは言わないが、必ずやまた集まりたい。そのためなら幹事でもなんでも引き受ける所存だ。

卒研進捗

vaspkitによるN=3,4,7のDOSグラフの描画、dx2,dxy,dz2,dyz,dxz各軌道のDOSの算出。同時に、N=3,4,7のnon-collinearの計算。各原子の各軌道のE-DOSグラフのプロット(matplotlibを用いた)。

その他、バンド理論、磁性の発現、状態密度等に関して自主学習。

その他の日記

  • 日曜、成人式。12時起床。13時前、Mを連れて文化会館へ。13時半前、入場。14時、開式。14時半、閉式。この後、会館前で素晴らしい旧友たちと談笑。16時前、出る。17時過ぎ、家を出、会場に一番乗り。17時40分すぎより、受付業務。18時過ぎ、会場入り。この後、楽しむ。22時過ぎ、出る。23時前、カラ館。25時前、出る。家が近いW、FKを乗せ、帰宅。27時、写真整理&アップロード。
  • 月曜、成人の日(祝日)。バイトを休み、課題やら卒研をやろうと思うも、前日の空気に浸ってしまい何も出来なかった。
  • 火曜、通常登校。英語をサボり、モロモロ作業。13時、T研で計算作業。13時半から14時過ぎ、銀行、セブン。14時半、F研。15時より、レコード屋。思わぬ出費。17時半、だるま。18時過ぎ、帰る。
  • 水曜、定休日。風がバカ強い。10時半頃、車検の関係で店から電話。15時までベッドでうだうだする。
  • 木曜、通常登校。12時過ぎ、F研。15時、T研。17時、F研。17時半、T研。18時半、F研。自称国王のフーリエ変換の手伝い。20時前、出る。22時前、爆睡開始。
  • 金曜、通常登校。8時前、起床。風呂に入る間もなく登校し、頭部がキモチワルイ。10時半、F研。16時、出る。
  • 土曜、在宅卒研。

学外で学んだこと

  • バンド理論のあたり
  • 磁性の話
  • Pythonグラフ描画

この間聞いたアルバム

  • "COZY"(1998) --- 山下達郎
  • "僕の中の少年"(1988)2回目 --- 山下達郎
  • "お先にどうぞ"(2020) --- 田中ヤコブ
  • "Milk Life"(2018) --- こいするおんなのこ
  • "LUCKY"(2018) --- Lucie, Too
  • "2時までのシンデレラ-FRIDAY MAGIC"(1997) --- 中原めいこ

共同じゃない通信(1.9[Sun]-1.15[Sat])

夢見る男じゃいられない

いつ見たかは忘れた。成人式の写真をインスタに上げたのは現実だが、夢ではなんか他の写真も上げていた。これが原因で炎上し、結構精神がやられた。夢で良かったとは、正にこのことだった。

明日へ向けて

いつまでも夢見心地の気分でいるわけにはいかない。卒研ガンバルンバ。

16本目の日記 〜令和4年初春、記事がバズる〜

令和4年を迎えた

新年、明けましておめでとうございます。令和4年は「そのうち来る」って言ってたけど、まさか本当に来るとは思わなかったよ。私と関わる全ての皆さまへ、本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

久々に両親の実家へ行く

久々に父母の実家へ行ってきた。思い返せば、バイトを始めた4年前から行った記憶がない。この点は、自分のなかでも後ろめたさを抱いていたので、引越し前に行けてよかった。

久々の訪問、ということで新年の挨拶&諸々の近況を報告やら新生活の話。久々に会ったら、やはり皆シワが増えていた。だが大きな病気の陰もなく、支障なく日常生活が送れていそうで安堵した。

自分含め、クソガキだった孫世代たちが皆高校○年生だったり、来年受験だったりと、いつの間にか大人になっていた。改めて、時間と成長というものを感じた。特に、電話越しで声を聞いたダイスケはいつの間にか声変わりし、礼儀正しい立派な高校2年生となっていたことに驚く。

また、この年になってもお年玉を頂けた。感謝。そして、成人祝いと合格祝いということで、”引くようなブツ”を頂く。有り難く頂戴する。

来年以降は年末年始にバイトするつもりはないので、恐らく帰ってくることが出来ると思う。あまりこういうことを言うのは憚られるが、あと何回初孫として顔を見せられるか分からない。これからは積極的に顔を出そうと思う。

人生初の酒を飲む

先述の東毛の実家で、人生で初の酒を飲んだ。頂いたのは”越乃寒梅”の冷ストレート。どうやら良い酒らしい。ただ、初めての酒で戸惑ったというのもあり、チビチビ飲んだ。香りの感想は「うぉエタノール臭〜」、味の感想は「少し苦い水」であった。ただ、気持ち悪くなったり、明確に「酔った」という感覚は無かった。初めては恐らくだいたいこんなものであろう。まだ、自分には日本酒を味わう舌と深みが備わっていないことに気付かされる。いつかこの美味さに気付きたい。

音楽系ブログ”ブンゲイブ・ケイオンガクブ”さんで記事が紹介された

先日、群馬高専Adventカレンダー24日目として公開した”星野源ざっくり入門”の記事内でも書いたが、実は”星野源ざっくり入門”の”ざっくり”というコンセプトは”ブンゲイブ・ケイオンガクブ”さんが書かれていた”細野晴臣ざっくりまとめ”という記事から引用させていただいたものだった。

はてなブログには「自分のはてブロが誰かのはてブロに載ると通知が来る」というシステムがあり、”ブンゲイブ・ケイオンガクブ”さんの方にも「どこぞの高専生に引用されたで」の通知が行ったらしい。

ystmokzk.hatenablog.jp

こちらの記事の細野さんの部分で、自分の”星野源ざっくり入門”が紹介されていた。嬉しい反面、「音楽ブロガーの方に見られた」という緊張もあった。これが1月1日の話だった。

翌2日の夜、実家から自宅に帰る途中はてなブログに日記を書こうとしたら、アクセス数が急増していることに気付く。「?!?!?!」となり、もしやと思いTwitterを見る。

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爆増したアクセス数


するとありがたいことに、先程の”ブンゲイブ・ケイオンガクブ”の中の方によって、自分の記事がツイートされていた。しかも、肯定的な感想とともに、自分のアカウントでも経験したこと無いRTと♡が付いている(ちゃっかり自分もRTとファボッた)。「ウォウ!めちゃくちゃ嬉しい!」と思うと同時に、「なんかすげーなー」と、どこか他人のことのようにも思えた。恋ダンスが流行ったときの源さんの気持ちが少しだけ分かった気がした(クソ生意気)。

引用ツイートして下さっった方のものを見ると、「圧巻」「おもしろい」「論文みたい」「長いので後でじっくり読む」「星野源は普段聞かないけど、こういう記事見ると興味わく」といった嬉しい感想や、「”予想”は震災の歌では?」というご意見まで頂けた。全く知らない方から自分の書いたモノが褒められるって、こんなキモチなのか。そして、世に言う「バズる」ってこういう感じなのか。

調子に乗って、自分のインスタでも宣伝してみたところ、こちらもそれなりの反響を頂けた。普段の投稿は身内のいいね10前後だが、この投稿に関しては150以上のいいね、しかもそのうち96%以上の方がフォロワー(身内)でない方々だった。これは非常に嬉しい。

Adventカレンダーとして12月上旬に入稿した”高専体験記”においても、主に現役高専生の間で少しだけ盛り上がった。

bunnoichi.hatenablog.com

それに続いて、今回の記事も盛り上がったことは、自分の「高専生活における勉強以外の活動」としてとても有意義で、やり甲斐に満ちたものだったと同時に、自分の「源音楽への記憶や想いの整理」として満足できた。一連の執筆を経て、自分の文章力に少しだけ自信が持てたのも嬉しい。今年始まってまだ1週間だが、今年トップで嬉しいことの1つだと思う。

1月から2月半ばまでは卒研と期末で忙しいので、それが終わったら”おすすめアルバム集”を書こうと思う。

bunnoichi.hatenablog.com

卒研進捗

特記事項なし。

その他の日記

  • 土曜(元日)。-1時、ハライチのカウントダーンを聴きながら風呂。入浴中に年を超す。0時半、セブンで友人と待ち合わせ。1時過ぎ、徒歩で神社へ。1時半前、そのまま痴話話をしながら地元を徘徊。3時過ぎ、帰宅。11時前起床。ニューイヤー駅伝を見、正月らしくうだうだする。
  • 日曜、バイト(9-14.5)。9時、出勤。10時、1人で引き込み、新年早々やらかす。14時半、退勤しサイゼリヤへ。15時半まで、後輩Wの進路相談会。16時、帰宅。17時前、出発、東毛の実家へ。19時過ぎ、出、北埼玉の実家へ。21時過ぎ、帰る。22時前、ブログの閲覧が急増したことに驚く。
  • 月曜、バイト(14-19)。4年間勤めて、14時に出勤したのは初めてだった。25時、馬鹿力。
  • 火曜、外に出ようと思うも、強風により自宅でうだうだ過ごす。
  • 水曜、外出した。14時半、吉田家。15時半、青山。コート購入。後、戻る。デザ研の報告書作成。
  • 木曜、うだうだ過ごす。
  • 金曜、通常登校。12時より、F研で空間乞食。18時前より、T研にて卒研。19時過ぎ、出る。
  • 土曜、バイト(10-20)。久々に飲料の売り場に入った。

学外で学んだこと

この間聞いたアルバム

共同じゃない通信(1.1[Sat]-1.8[Sat])

新コーナー・後世に残したいおことば

意識低い系川柳、夢見る男じゃいられない、とやってきたが、ここに来て新しいコーナーを打ち立てることにした。これはその週「後世に残したい!」と思ったお言葉を、つらつら書いていくコーナー。

同い年の小杉さんて人がいてよぉ、酒ダメだったんだけど「冠婚葬祭酒が飲めなきゃやってられん」つって飲んじゃゲーして、飲んじゃゲーしてたら最終的に飲めるようになっちまったんだよ。まぁ、49で死んじまったんだけどよ、ダッハッハッハッww。〜by 東毛の祖父〜

思わず笑ってしまった。これは自分の孫に同じように伝えたい。

明日へ向けて

ガンバルンバ。

15本目の日記 〜東京ラッシュ〜

もうすぐ年越し

もうすぐ年が明ける。思えば、今年もあっという間に過ぎていった。体感では未だ夏である。そんなこんなで絶命するまでいくんだろう。

久々、東京へ行く

木曜、久々に東京に行ってきた。厳密に言うと、アソビ目的の東京が久々であった。これまでの上京歴を遡ると、

  • コロナ禍初(木曜、遊び)
  • 八王子方面(2021夏、受験のため観光できず)
  • チャリで明治神宮(2020元日、チャリのため観光出来ず)
  • 学校の研修旅行(2019秋、自由時間ほぼなし)
  • チャリで23区を走り回る(2019夏、チャリのため観光出来ず)
  • 天皇陛下即位後一般参賀(2019年5月、遊びメインで最後に行った東京)

てなわけで、2年半ぶりにマトモに東京をブラブラしてきた。

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快晴と明治神宮

まずは、明治神宮を丸2年ぶりに参拝。原宿駅で降りたが、原宿駅が劇的ビフォーアフターされていたことを思い出した。今までは、一旦表参道の方に出てから神宮の方へ行かなければならな方が、劇的ビフォーアフターのおかげで神宮やら代々木体育館に直で降りられるようになった。ホームと改札の動線も太くなって煩わしさがなくなってた。2年〜。

南参道から大鳥居をくぐり、密かな楽しみである御製と御歌を拝して境内へ。神社ももう初詣モードになっていた。手水舎は柄杓なしで稼働していたので、口は漱がず手のみ清める。そして、成人と受験合格を奉告し、諸々お祈り。横ではおみくじとお守りを売っていたが、八百万の待ち人があったため、そのまま原宿駅へ。

13時過ぎ、新宿をブラブラ。博多風龍を久々に食べ、今日の目的だったディスクユニオン新宿へ。久々に行ったら、こちらも改装されていた。まず、入り口が分からん。ビルの3階だったが、入り口となるエレベーターホールが完全にマンションのそれだったため、戸惑いながら搭乗。3階で扉が開くと、名盤とされるジャケットが一面に広がっていた。

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エレベーターを降りた景色、圧倒

圧巻と感嘆。分かるのもあるが、もちろん分からない方が多い。全部聴きたい。久々の高揚感で入店し、しばらくディグる。今回のディグリは、500円前後で全く聞いたこと無い名前のレコードを買ってみる、である。結果...聞いたこと無いアーティストのレコード5枚と山下達郎のCDを2枚で、割引付きで3千円ちょっと。嬉しい。

あっという間に時間は過ぎ、15時半を過ぎていた。ここで、カインズに買収されると噂の東急ハンズへ。新宿はもう何度も来ているが、何気にあそこのハンズに入ったのは初めてだ。マジで、ここが本当にカインズになるのか...。8回まで昇ったところで気変わりし、コクーンタワーの地下にある、全体像がよくわからない例の本屋へ。相変わらず地下のくせにデカイ。機械学習で良さげな本があったので1冊買う。

時刻は17時過ぎ。またしばらく東京に来ない気がするので、ディスクユニオンをもう一店舗回ることにし、新宿からお茶の水へ。お茶の水のディスクユニオも入り口が微妙に分かりづらかった(東京は大体そう)。ここでもさっきのディグリ方で探してみる。お茶の水の方が新宿より豊富だった。SAKEROCKの”今の私”のシングル盤を発見し、少し興奮しながらディグり続行。

と、ここでなんと、達郎さんの”Melodies”のLPを発見。B+で5千円もしない。こりゃヤバい。だが財布の現金が僅かに足りない。さらにヤバい。ということで、急いで近くのファミマへ走り、手数料も気にせず金を下ろす。取られないか不安だったが、なんとか間に合う。他、2点選び、”Melodies”込で5千ちょっと。素晴らしい。大満足し、中央線に乗る。

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夜景キレイ、画角クソ

2年半ぶりに東京駅にも来た。本当なら皇居の前まで行きたかったが、時間的に厳しかったので散歩今日は控えた。日比谷を通り有楽町のビックカメラへ。クリスマスの電飾が残る中、ホワイトクリスマスとクリスマス・イブを聴いて散歩。やはり、群馬で聞くのとは全く違う。ビックカメラから地下道へ入り、東京国際フォーラムを通り東京駅へ帰還。メガネびいきを聴きながら帰宅。

結果、やっぱり東京は楽しい。コロナやら受験やらで2年半ぶりというのが一番デカかったんだろうが、小学校ぶりに東京でワクワクしてた。次に来るのは、コロナ明けか?

好きなCM嫌いなCM

自分はなんやかんやCM大好きマンである。「このCM好き」って思っても数ヶ月すると忘れるので、ここで今好きなCMを貼っておく。最近好きなCMや「おやおや?」みたいなCMも貼っていく。

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最近一番好きなCM。単純に可愛い。声も好き。

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スギちゃんとよく分からん女性と更によくわからん人々のCM。久々に見た、お金のフィンガーサインで腕を卍みたいにしてやる踊りと西川くんがいっぱい気絶してるシーンが面白い。

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オトクぅ〜、学生で良かったぁ〜。前回の今田美桜バージョンのときは、Corneliusみたいな曲が好きだった。

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貴乃花の歌う「ふるなびのーぜー」の「ゼー」のビブラートと「アぁーハぁーン?」がお気に入り。

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反骨の考古学者トークを生で聞いていたので、余計に面白い。おもしろいよねー、沙莉ちゃん、ねー、うんー。

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キンプリの岸優太が王子様として出演してるCM。「革命キタ!?w」って、王子様が絶対言っちゃダメじゃね?

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久々にシリーズコンプしようと思ったCM。単に自分がクソメンだからってのもある。

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浜田雅功、EXIT、HIKAKIN&はじめしゃちょーと来たが、CMが更新される度に「俺出前館の配達やってんだよね〜」って言いづらくなるCMになってる気がする。Uberに比べてどんどん地方感というか、画面直視できない度が増してる気がする。

他にも書きたいCMたくさんあるが、今日はこのへんで。

卒研進捗

 

その他の日記

  • 火曜、バイト(15-20)。
  • 水曜、バイト(13-20)。
  • 木曜、9時過ぎ起床。10時半、本庄駅。大宮、新宿で乗り換え、12時半過ぎ、原宿駅明治神宮参拝。13時半、博多風龍に寄り、ディスクユニオン新宿。16時頃、東急ハンズ新宿。地下道を通り、16時半、ブックファースト新宿。17時過ぎ、ディスクユニオン御茶ノ水。18時過ぎ、東京駅。丸の内、日比谷、有楽町を地上路、ビックカメラから地下道に入り東京駅へ。18時半過ぎ、東京駅より上野東京ライン。21時前、帰宅。24時前、クイズ正解は一年後。25時より、正解は一年後とメガネびいきのTBS2番組同時聴取。
  • 金曜、バイト(10-20)。12時まで売り場変え、12時過ぎ、大晦日生まれのIさんにマフィンを買う。15時過ぎ、タイムにてお渡し。16時過ぎより、怒涛の売り場替え。19時、店頭設営手伝い。22時半、お源さんの紅白。

学外で学んだこと

ディスクユニオンで流れてた曲

  • "If That'll Make You Happy"--- Gladys Knight & The Pips
  • "コンプリケイション・シェイクダウン" --- 佐野元春
  • "Just The Two Of Us" --- Grover Washington Jr.
  • "Mornin'" --- Al Jarreau
  • "Steal Away" --- Robbie Dupree
  • "Take Me To Your Heaven" --- The Wilson Brothers
  • "Respiration" --- Black Star Feat. Common
  • "At The Mercy Of Inertia" --- Pellegrino
  • "Notturno Distopico" --- Pellgrino
  • "Pi Po Pa" --- 井上陽水

共同じゃない通信(12.28[Tue]-12.31[Fri])

  • 遠山清彦、違法融資仲介で在宅起訴
  • HIS子会社など、GoTo参加停止
  • 安倍晋三、桜で再び不起訴で捜査集結
  • 香取慎吾、結婚
  • 佳子内親王殿下、27歳に
  • 東京、2ヶ月ぶり70人超え
  • 北新地放火容疑者、死亡
  • 伊勢崎出身の昭和こいる師匠、死去

明日へ向けて

あと90分で2022年を迎える。早い。つい最近までTOKYO2020とか言ってたのに、もう2022だ。2022は高専卒業、4年勤めたバイト退職、大学入学を始めとする新生活がある。今のところは不安より高揚感にも似た期待のほうが大きい。足を掬われないように生きていく。

一緒にときめきに溺れませんか。byハライチ。

14本目の日記 〜小此木イーティングマン〜

クリスマスが今年もやってきた

いつの間にかクリスマスの週になっていた。かといって、今年は大してクリスマスみを感じなかった。K科にあったクリスマスツリーとバ先の店内BGMくらい。車通学で公共機関を使わなかったせいかもしれん。

自称国王のお通夜→一転、タコパ

木曜、クリスマスタコパをした。この日は自称国王の4者面談の日。周りの人間全員が「また留年かな...(しろ)」と思っていたため、国王のお通夜として開催される筈が、首の皮一枚つながった記念タコパになった。チッ。

考えてみると、この会は色んな呼び名があった。「クリスマスタコパ」「自称国王、内定取り消し通夜」「首の皮一枚つながった記念タコパ」「上皇陛下誕生日記念タコパ」等々。

てなわけで、タコパ。いつもの5Eメンツ、チリチリうすらハゲ研究室の先輩方、K科の風俗大魔王(勝手に呼んですみません)、M科のKさんを交えて焼き始める。メチャ楽しい。焼き専は後輩になってしまったMと風俗大魔王先輩がやり、自分はたこ焼きのネタをかき混ぜ専。

そして食す。クソ美味い。正統派のたこ焼きもやったが、やはり、タコパと言えばのハズレネタ。練りわさびたっぷりのやつは国王と小此木イーティングマンが食べ、自分はいちごハイチュウ入りにんにくチューブたっぷり(通称山岡家)を食べた。山岡家はまだ良かったが、ハイチュウは、吐くほどではないがこの世の食欲を全て奪い去るほどの味だった。

ネタとして刻まれた大量のソーセージを鉄板で焼いてそのまま食ったりもしてた。メチャ美味い。

また、パーティーといえば音楽である。自称国王のMacからクリスマス用のBGMを流していたが、途中からネタ枠の音楽が流れ始めた。それに合わせて踊る国王(見苦しい)、奇っ怪なダンスをする小此木イーティングマン(8割増しで見苦しい)。”きよしこの夜”が流れ出すと、一部電気を消し、自分含め6人でスマホをペンライト代わりにしてゆったり振っていた。メチャ楽しい。

そんなこんなで、高専時代の楽しい思い出ができた。ありがとうございました。

プレゼント交換会

金曜、5Eのメンツでプレゼント交換会を行った。昨年も行ったが、その時の参加者は5人。今年はなんと11人に拡大。このままいけば、来年には24人、再来年には53人になる(それはめんどい)。

Adventカレンダーの執筆なり、週前半も夜まで高専に居て何も考えていなかった自分は、結局金曜の昼ごろに買い出しに行くことに。決まらなければ、最悪辞退も考えていた。イオンに行った結果、なんとかハズレにはならなそうなものを発見。コレを逃すともう何も無いだろうということでコレに。

そして18時過ぎ、交換会。飛び入りで後輩になったMなども参加し、ワイワイやった。自分が引き当てたのはED総書記のイヤホン。嬉しいが、実態としてもらったのは学校の配布プリントに雑に書かれたクソみたいな目録だったので、今ひとつ”うぉー度”がピンとこなかった。他の人はオライリー料理本だったり、アイマッサージャーだったり、ちっちゃい電気ヒーターだったり、結構豪華だった。

来年はZoom越しでやりたい。

Adventカレンダー執筆&入稿

Adventカレンダーの執筆をした。ミニFMでやった源さんの原稿にちょっと書き加えて、見やすいように体裁を整えたものを入稿した。

bunnoichi.hatenablog.com

今までの音楽の流れを、星野源初学者向けに丁寧に書いたつもりだったが、丁寧に書いたが故長くなりすぎ、結果として初学者向けではなくなった気がする。まぁでも、自己満で書きったかったからいいだろう。

卒研進捗

とりあえず、vaspkitでN=3,4,7あたりで状態密度のグラフとd軌道の状態密度の表を出す。後、non-collinearでの計算を進めていく。とりあえず、状態密度についてイマイチ理解できてないので、理解を進める。

その他の日記

  • 月曜、通常登校。12時、F研。小此木イーティングマンの話題でもちきり。自称国王、ようやくラプラスフーリエを学ぶ。19時前、出る。
  • 火曜、通常登校。15時、F研。自称国王、(多分)2度目の留年が決まる。18時過ぎ、研究室。18時半から19時、図書館。19時半、出る。
  • 水曜、西湖の草刈りをしようと思うも、Adventカレンダー書きたかったり、暴風だったりで在宅に。結果、ひたすらAdventカレンダー書いてた。29時、寝る。
  • 木曜、通常登校。中国語をサボる。10時半より、教室で音楽談義。11時より、F研。Adventカレンダー執筆。15時過ぎより、T研で仮眠。16時半、F研にて自称国王の4者面談の結果を聞く。18時前より、タコパ。21時過ぎ、出る。22時より、Adventカレンダー執筆。24時半、入稿。
  • 金曜、通常登校。10時半より、F研。正午、小此木イーティングマンに対し出禁令発効。13時、自称総書記とイオン。プレゼント交換用のブツを買う。14時半、戻る。16時、今年最後のだるまへ。17時前、だるまを出る。問屋から歩いて高専へ。18時前、戻る。18時半前、F研にてプレゼント交換会参加。19時半前、出る。
  • 土曜、バイト(13−20)。まさかの寝過ごし。ドラッグのレジに入り、Tさんの怪我を知る。
  • 日曜、バイト(10-20)。今度は後輩Sが寝過ごし。すみまそん。
  • 月曜、バイト(15-20)。洗剤の洗濯&Bさんにアーモンドを頂く。

学外で学んだこと

  • 自明

この間聞いたアルバム

  • なし

共同じゃない通信(12.20[Mon]-12.28[Mon])

明日へ向けて

留年を舐めてませんかァ?留年はねぇ、続くんですよ!

【クソ長文章】星野源の音楽ざっくり入門

星野源の音楽ざっくり入門の入り口

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様々な星野源

こんにちは、執筆者のぶんのいちです!突然の告白になりますが、私ぶんのいちは星野源さんが大好きです...というか敬愛してます...というか、病的にリピート再生してます...

「え?どのくらい好きかって?」という幻聴を頂いたので答えると、イントロ2秒で全楽曲当てられる&カラオケで全楽曲歌える(上手いとは言ってない)くらいに好きです。イントロクイズに関しては、シングル版かアルバム版かが分かるくらいに好きです。

そんな星野源中毒者のぶんのいちですが、実はこの間の工華祭(学校の文化祭)でミニFM企画に携わりまして、2時間分枠を頂いて源さんの楽曲についてただただ語り尽くす番組をやっておりました。放送事故にならないよう、予め原稿を用意して望んだのですが、原稿の時点であまりにエキサイトしていたらしく、2時間やって用意した原稿50%も読めないという自体に陥ってしまいました。このまま自己満足で昇華させても良かったのですが、折角なのでこのAdventCalendarにボンと載っけることにしました。

タイトルにもある通り、この記事では星野源のソロ楽曲について、"5つの時代区分"を導入しながら、その音楽性の変遷を辿っていく星野源の音楽ざっくり入門”をお届けします。本当であれば”オススメアルバム集”も書きたかったのですが、予想以上にこのテーマが長くなったため、それはまた別記事でご紹介します。

ここで1つの注意事項として、本記事は”俳優・星野源”あるいは”文筆家・星野源”についてはフィーチャーせず、あくまで”音楽家星野源”としてざっくりまとめする記事となっております。よって、この記事は

  • 星野源の音楽を時系列で追ってみたい方
  • 星野源の音楽をもう少し深く聴いてみたい方
  • 星野源が影響を受けた音楽が気になる方

といった方々へ向けた記事になるのではと思っています。また、クソ長文章なので、適宜読み飛ばしながら御覧ください。なお、関連するアーティストを紹介した際は、できるだけAppleMusicのリンクを貼っ付けるつもりですので、気になったら30秒だけでも聞いてみて下さい。

そんなこんなで、筆者がここ7年の間に醸成してきた星野源作品への想い、そして、聞いてきた音楽への想いを、20歳を迎えるここで今、吐き連ねる。

※文化祭ラジオ用に書いた自分向けの文章をコピペしてるため、常体敬体が混ざってたり、堅い表現があります。

この記事は 群馬高専 Advent Calendar 2021 24日目の記事です。

星野源のざっくり歴史

星野源の音楽の変遷をたどる前に、ざっくりと様々な前情報に触れておく。(「前置きはいいから早くしろ!」という方は音楽性の変遷飛んで頂いて構いません。)

星野源は、1981年1月28日、埼玉県蕨市にて、八百屋を営む両親のもとに生まれた。父親はJAZZを好んでいたらしく、幼少の頃より様々な楽曲に知らぬまま触れていた。市内小学校を卒業後、蕨市から離れた飯能市に位置する私立自由の森学園中学校・高等学校に入学。民族舞踊部という珍しい部に在籍する傍ら、ドラム、ギターの練習に勤しむ。また同時期、演劇にも興味を示した星野は、こちらも同様に練習を始める。

高校卒業後の2000年、同じ高校の卒業生であった伊藤大地田中馨野村卓史(浜野謙太は後に参加)を誘い、インストバンドSAKEROCK”を結成。自費出版、レコードショップに自ら売り込みをするなどの活動を経て、2003年、1stアルバム”YUTA”を発売。以来、数々の楽曲、映画のサウンドトラックを手掛ける。SAKEROCKは2015年まで活動を続け、良質なインスト曲を数々発表してきた。解散から5年以上経過した現在においても、バラエティ番組のBGMとしてSAKEROCKの曲を耳にする機会は多分にある。この文章を執筆中の2021年9月、SAKEROCKサブスクリプション及び配信が待望の解禁。

2010年、師と仰ぐ細野晴臣の後押しもあり1stソロアルバム”ばかのうた”をリリース。その後も精力的なソロ活動を行うが、2012年から13年にかけ、くも膜下出血により2度の休養を余儀なくされる。しかし復帰後は、1年の断続的休養の影を見せない活動を遂げ、2015年に3rdアルバム”YELLOW DANCER”、翌年には社会現象ともなった”恋”、18年に”POP VIRUS”などのヒット作を次々リリース。2020年4月の外出自粛要請の最中には、自身のinstagramにて約1分の弾き語りを公開し、親好のあるアーティストはもとより、楽器経験のない芸能人、一般のSNSユーザーや活動が出来ない吹奏楽部生たちが思うままにこの楽曲とのセッションを撮影、公開をし、閉塞感の漂いだした日本に再び社会現象を巻き起こした。

2021年5月、ドラマ”逃げるは恥だが役に立つ(TBS)”にて共演した女優、新垣結衣との婚約を発表し、現在に至る。

"5つの時代区分"の導入

ソロ活動としては11年の期間になりますが、この年月を連続した1つの歴史として考えることは、少々流れが掴みづらく感じます。よって本記事ではより見通しを良くするため、星野源の活動について、第0時代から第4時代までの、5つの時代区分を設けることにします。各区分は以下のとおりです。

  1. バンド時代(第0時代、2010年6月以前)
  2. ソロ初期時代(第1時代、2010年6月〜2013年半ば)
  3. 前期ブレイク時代(第2時代、2013年半ば〜2015年末)
  4. 後期ブレイク時代(第3時代、2016年初頭〜2019年春)
  5. 再進化時代(第4時代、2019年春〜現在)

こんな感じに区切ってみました。この区切りの明確な根拠については、各時代の解説項でお話ししていると思います(多分)ので、そちらでご確認下さい。

また、それほど用いることはないが、もう1つの時代区分も定義することが出来る(読み飛ばし可)。

  1. 詩の過程(2010年6月〜2011年)
  2. メロディの過程(2012年〜2014年)
  3. サウンドの過程(2015年〜2018年)

この時代区分は邦楽史という大きなものにも適用できる気がする。1つ目は、並木路子の”リンゴの唄(1946)"などに代表される「詩の過程」、2つ目はGHQ(AFN放送)の影響を受けたGSや服部良一作曲の”東京ブギウギ(1947)”(笠置シズ子)などに代表される「メロディーの過程」、3つ目は70年代までの国内外の芳醇な音楽を取り入れた、YMO山下達郎らなどに代表される「サウンドの過程」である。現代のシンガーソングライティング作品は、この3つの進化過程を踏襲した上で成り立っていると考えることが出来る。
以上の3つの過程を星野源の十年間に適用してみる。「3つの時代」が完成する日付を”POP VIRUS”リリース日に設定すると、1つ目の時代(詩の過程)は2ndアルバム”エピソード”まで、2つ目の時代(メロディーの過程)は3rdアルバム"Stranger"まで、3つ目の時代(サウンドの過程)は”POP VIRUS”までになると筆者は考えている。ただし、1つ特筆すべき事項は、歌詞の難解さ3つ目の時代の段階で増しているという点である。

星野源ディスコグラフィーについて、今定義したような5つの時代区分(あるいは3つの過程区分)を意識して聞いてみると、時系列で追った時に少しでも追いやすくなるのではないだろうか。もし「もう分からん」ってなった場合は、これを活用してみてほしい。

星野源に影響を及ぼした音楽

お源さんの作品は、この10年で大幅に音楽性が変わっている。勿論、10年もやっていれば音楽性が変化することは至極当然といえばそれまでだが、1stアルバム”ばかのうた”と最新曲”不思議”,”Cube”(執筆時点)では、同一のアーティストとは思えない変貌を遂げていることが分かるだろう。この項では、その音楽性の変化の過程と要因を、先に定義した時代区分を用いて考えていきたいと思う。

ここでは、主としてソロ初期時代以降の音楽性変遷について考察するが、その前に、星野が影響を受けてきた音楽について軽く触れておこう。

星野源の音楽的ルーツはジャンル、年代ともに多岐にわたる。国内の音楽では、ハナ肇クレイジー・キャッツ山下達郎キリンジNumber Girl、ラジオではサザンオールスターズ平沢進の楽曲をかけるなど、ジャンル、年代を問わず様々な音楽から刺激を受けている。ギャップの空いている2つの事例を掲げてみると、美空ひばりからSnail's Houseまで影響を受けている。中でも、星野源を語る上で外せない細野晴臣という存在に一度触れておきたい。

細野晴臣について

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巨匠・細野晴臣

 細野晴臣は1947年(昭和22年)、港区白金に生まれた日本を代表する音楽家の一人である。

 70年代以降の邦楽史に多大なプレゼンスを示している”はっぴぃえんど”、多くのアーティストのサポートを行った”ティン・パン・アレー”、リズムの精緻な研究とシンセサイザーを用いた電子音楽で人気を博した”YMO(Yellow Magic Orchestra)”、細野晴臣忌野清志郎坂本冬美で構成される”HIS”などのビッグネームとされるグループで活躍する一方、ソロ活動においても当時の日本では異端的サウンドとされたトロピカル三部作アンビエントを発表するなど、戦後邦楽を語る上で欠かせない人物である。

 細野晴臣、はっぴぃえんど、YMOをフェイバリットに挙げて影響を認めている人物は、プロアマを問わず数多くいる。執筆者のぶんのいちも細野沼にはハマったし、細野のことを”僕にとっての、音楽のお父さん”と呼ぶ星野もその1人である。

ちなみに、細野晴臣のざっくりまとめに関してはこの記事がとても秀逸であると感じているので、ぜひ訪れてみてほしい。(本タイトルの”ざっくり”という呼称も、こちらから引用させてもらった。)

ystmokzk.hatenablog.jp

話を戻し、国外に目を向ければ、Micheal JacksonやMarvin Gayeなどを擁するMotown(レーベル)、Earth, Wind&Fire、Janet JacksonKanye West、D'angelo、Nina Simone、The Blues Brothers、Martin Dennyなど、数多くのアーティストに影響を受けており、その多くは”Black Music”という単語で括ることができる。

大雑把な表現を許容すれば、星野源の柱となる2本は、細野晴臣とBlack Musicといっても過言ではないだろう。これらのアーティストに加え、現代の国内外(本稿では”世界各地域”という表現が適当だろう)の様々なサウンドを享受し、現在の楽曲制作に至っていることを念頭に置いてほしい。以上を踏まえた上で、音楽性の変遷について筆者の独断と偏見で論じていこうと思う。

"ONE HUNDRED AND TWO DISCIS"について

作品における音楽の変遷を書く前に、本項に関連して1冊の本(というよりブックレット)を紹介しておきたい。星野源が毎年発行しているYear-Bookである”YELLOW MAGAZINE ISSUE 4”の特典として封入された、”ONE HUNDRED AND TWO DISCS”である。この本は星野源が影響を受けてきた音楽作品を時系列で紹介している他、普段のバンドメンバーなどがオススメした音楽作品の紹介が収録されている。星野源が影響を受けた音楽を知るには、恐らくこの本が最も有効であろうということで、ここで紹介をしておく。
本来であれば、この本の内容を引用しつつ変遷をたどることが理想的だと考える。しかし、この”YELLOW MAGAZINE”は雑誌などのパブリックな媒体ではないという点や、”ONE HUNDRED AND TWO DISCS”は”YELLOW MAGAZINE ISSUE 3”を購入していた人が”ISSUE 4”を継続購入した際の特典として封入されたという点などを鑑み、この本からの引用は避け、引用をする際はインタビュー記事やメディアでの発言などを中心に行うことを方針とする。

星野源楽曲における”シングル”と”EP”の違い(追記;22-1-1)

星野源ディスコグラフィーでは、シングルとEPの意味合いが、他のアーティストと比較して若干異なることを冒頭で解説しておく。そしてややこしいのは、同じ4曲入りの作品であっても”シングル”と“EP“で区別されている点である。この点がそこまで重要かと言えばそうではないが、星野源作品に初めて触れる方には注意して頂きたい点である。

第1(ソロ初期)時代から第3(後期ブレイク)時代までの”シングル”の意味

「シングル(single)とは1,2曲単体でリリースされた作品」という認識が一般的だろう。”配信シングル”だったら1曲のみで配信された音楽作品のことだし、”CDシングル”だったら12cmCDに1,2曲、カラオケ版なんかも入ったりしてる音楽作品のことイメージするだろう。

しかし、ソロ初期時代から後期ブレイク時代(2010-2019年春)までにリリースされた星野源作品において、シングルとは4,5曲入ったCD作品のことを指すのである。構成としては、

  1. タイトル曲(A面曲)
  2. B面曲1
  3. B面曲2
  4. House Ver.(宅録曲)

の4曲入りである(例外は”くだらないの中に”、”フィルム”、”ギャグ”、”時刻でなぜ悪い”)。「え?EPじゃなくてなんでシングルって言ってるの?」という疑問を抱く人も多いだろう。勿論、これには理由がある。

星野源は”CDシングル”という形態について「まだ全然容量残ってるのに1曲しか入れないのもったいない!」という熱い思いをもっていた。そこで「1曲+カラオケ版を入れるのではなく、それなら新曲をもう少しツッコもう」という流れで、4,5曲入りでも”シングル作品”と呼ぶようになったのである。ちなみに、この期間において公式に”EP作品”としてリリースされた作品は存在しない。

第4(再進化)時代以降の”シングル”の意味

2019年春以降の再進化時代においては、それまで”シングル”と呼んできた作品形態に加え、”EP”という形態もリリースすることになった。2019年春までにリリースされていた”シングル作品”は11枚あった。これまでの流れから類推すれば12thシングルとしてリリースされると予測できた次の作品は、”星野源1st EP 'Same Thing'”としてリリースされた。

www.hoshinogen.com

今、上に貼り付けた星野源HP内の”Same Thing”のリンクも、URLには"www.hoshinogen.com/music/ep01/"と記載されている。

その一方で、2021年初夏にリリースされた4曲入の”不思議/想像”は12thシングルとしてリリースされているのである。

www.hoshinogen.com

「EPなのかシングルなのか分からなくなってきたぞ」ということで、”Same Thing”と”不思議/想像”の相違点をリストアップしてみる。すると

  • 配信限定(イエパス販売を除く)かCD発売か。
  • タイアップ、主題歌等があるか。
  • 他者との共同制作作品があるか。
  • 楽曲が全て事前に公開されていたか。

等が挙げられる。この事と、過去のシングル作品との共通点を探して考えてみると、星野源作品における”シングル”の十分条件

  • CDパッケージとしてリリースする作品で、曲数が2曲以上6曲未満。
  • 収録楽曲のうち、リリース前からタイアップや主題歌として使用されることが決まっている楽曲が1曲でもある。

となるのではないだろうか。そして、この定義から外れた作品がEPと言えるのではないだろうか。この定義の確実性を担保するにはまだ作品数が少ないが、現段階ではこの定義が最も強力な”星野源におけるシングル作品の定義”と言えると思う。

”DIGITAL ONLY”について

さらに話を複雑にするようで申し訳ないが、星野源作品にはこの他に”DIGITAL ONLY”という形態がある。これは特段の注意は必要とせず、「音楽配信サイト、またはストリーミング配信で公開された1曲だけの作品」である。例を挙げれば、”アイデア”、”うちで踊ろう(Potluck Mix)”、”折り合い”、”Cube”などである。

この”DIGITAL ONLY”では、先のシングルの定義にあるような「タイアップの有無」といった条件は無く、ただ「1曲配信か否か」のみである。

www.hoshinogen.com

ちなみに、星野源Wikipediaでは、この"DIGITAL ONLY"は”配信シングル”という名前でまとめられている。

以上が、星野源の音楽性の変遷を探る前に知っておきたい前情報であった。これらを踏まえて、次項より、その歴史をたどっていく。

星野源、その音楽の変遷

各時代の音楽について、ざっくり解説していく(としたが、クソ長になってしまった)。

バンド時代(第0時代、2010年6月以前)

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SAKEROCKの5人(左から野村、伊藤、星野、浜野、田中)
※画像をクリックすると、カクバリズムHPへ飛びます。

本記事はあくまでソロ楽曲の解説を主としているため、SAKEROCK時代の楽曲については軽く触れる程度で抑える。

先述の通り、中学高校時代に民族舞踊部で活動する傍ら、ドラムとギターの練習を始め、2000年にインストバンドSAKEROCK”を結成。2001年にバンドとして初の作品”sakerock”(自主制作)を制作。以降、”YUTA”、”慰安旅行”などをリリースし、2005年、解散まで在籍することとなるカクバリズムより2ndアルバム”LIFE CYCLE”をリリース。AppleMusicのリンクを貼るので、ぜひ聞いてみてほしい。

また同年、個人としては初となるミニアルバム”ばかのうた”(自主制作)をリリース。2010年のソロデビューまでに個人で歌って演奏した作品は、この”ばかのうた”と、平野太呂撮影の写真集とセットになった”ばらばら”(2007)のみである。

2010年5月、バナナマンバナナムーンGOLD(TBSラジオ)にて日村勇紀への39歳誕生日の歌を弾き語る。これ以降、日村の誕生日週の放送では星野がゲスト登場し、日村の誕生日ソング(あるいは設楽へ向けた歌)を書き下ろし、演奏している。

ソロ初期時代(第1時代、2010年6月〜2013年半ば)

ソロ初期時代に該当する作品は以下の通りである。

  • ばかのうた(album, 2010)
  • MUDA(SAKEROCK, album, 2010)
  • くだらないの中に(single, 2011)
  • エピソード(album, 2011)
  • フィルム(single, 2012)
  • 夢の外へ(single, 2012)
  • 知らない(single, 2012)
  • Stranger(album, 2013)
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左から、ばかのうた、くだらないの中に、エピソード
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左から、フィルム、夢の外へ、知らない、Stranger
※画像をクリックすると、星野源HPの該当ディスコグラフィーへリンクします。

素朴な音色だが、明確な世界観のあるソロ初期時代

星野は1stアルバム制作時について「本当にお金がなかった」「会社も全く期待しておらず、チラシすらコンビニで自費印刷した」と話している。そのため、様々な楽器・サウンドが入り混じった現在のような音楽ではなく、「もしや別人なのでは?」という疑問符すら容易に生むことができる。1stアルバム”ばかのうた”は、同年にリリースされたSAKEROCKの”MUDA”のようなカントリーロッキーな曲調や音色は呈さず、白人のフォーキーなメロディーという印象を抱く。筆者は2010年前後の星野源をリアルタイムで追ってはいない(筆者は当時小学3年生)が、それまでリリースされていたSAKEROCK時代の作品(”トロピカル道中”や”ホニャララ”)から”ばかのうた”をシリーズで聞き続けてみると、音楽的な乖離が非常に大きい。前者(sakerock)が「陽気でバカバカしく、穏やかなニューオリンズのよう」という感じであれば、後者(ばかのうた)は「バラード多めで暗く、日が没するときのよう」と表現できるのではないか。少なくとも、筆者はそう感じた。インスト曲である”さようならのうみ”を聞いてみてほしい。筆者はこの曲を冬の日没時に病的にリピートしていたが、言わんとしている雰囲気が伝わるのではないか。


しかし、星野源は敢えてこの曲調で挑んだのではないか。当時の星野源が、どこまでを見据えてソロ活動を始めたのかは知る由もないが、SAKEROCKとの線引きははっきりとされているし、バンドのつてをたどれば、トロンボーンプレイヤー、シンセサイザーDAWソフトの使用もできたと思う。だが、敢えてこれらの、いわゆる”背伸び”は行わなかった。この意味を考えてみる。
実際に、この時代の楽曲を聞いてみよう。1stアルバム”ばかのうた”の1曲目”ばらばら”である。マリンバ、ピアノ、アコギによる穏やかなイントロとは裏腹に「世界は一つじゃない ああそのまま ばらばらのまま 世界はひとつになれない そのまま どこかにいこう」という観念的な歌詞で始まる。この曲は星野源が25歳の時に衝撃的な失恋をし、恋人の写真をキッチンで燃やすほどに荒んだ時期に書かれた曲である。この後は「気が合うと見せかけて、重なり合っているだけ 本物はあなた、私は偽物」と続く。一方でこの曲の2番では、1番の”ヤケクソ”な歌詞と裏腹に「あの世界とこの世界、重なり合ったところに たったひとつのものがあるんだ」と、ある種の”救命的に”この世界の他人に対する活路を見出している。1曲目の曲調と歌詞の内容に、ソロ初期時代の星野源の世界観が表れていると感じることができる。通常、アルバムの1曲目であれば、イントロとして”デイジーお味噌汁”といったインスト曲や、”穴を掘る”といったアップテンポの曲を頭に持ってくることが一般的である。
だが敢えて、その様な曲調のものでなく、ストーリー性も孕んでいない、マリンバを使って普遍的なことを歌ったこの曲を頭に持ってきたことに意味を見出すとすれば、彼は曲を通しての自己紹介を行ったのではないだろうか。そう考えれば、アルバムを通して背伸びと感じさせるような楽器を使っていない点や、SAKEROCKを感じさせる曲調になっていない点にも納得がいく。そこには、2010年当時の”ソロアーティスト星野源”としての確固たる気概と自信を伺うことができる。

2011年には1stシングル”くだらないの中に”、2ndアルバム"エピソード"をリリースする。エピソードはアルバムを通して「死」について多角的に歌われている。例えば”ストーブ”は火葬の歌、”営業”は生命保険の営業マンの歌、”予想”は自殺する人の心情を推し量った歌である。

ここで、メジャーではないが星野源の音楽性を語る上で重要な楽曲である”湯気”についての記述を行う。

”湯気”は、1stシングル”くだらないの中に”のB面として収録された曲であり、2ndアルバム”エピソード”にも収録されている。近年では、”Gen Hoshino’s 10th Anniversary Concert “Gratitude””や、”YELLOW PASS Live Streaming “宴会””などで披露されている。この曲はところどころ演奏が一瞬だけ止まる、言い換えれば「シームレスなリズムが崩壊する瞬間」が存在する。先程の2公演を観た人なら分かると思うが、ライブ演奏ではそれが顕著に現れている。曲の冒頭のキーボードとドラム、空白の感覚も、完全な交互の拍ではなく、少し片方にウェイトがずれながら進行しているだが、これが、現在の星野源の音楽を作り上げる第一歩となるのである

星野源はこの曲について、このように語っている。

この頃、まだディアンジェロを知らないままにですね、いわゆるネオソウルというものをちゃんと意識しないままにこういうのをやりたいと思ってやってですね。で、「ディアンジェロみたい」って言われて「なるほど。俺はこういうのをやりたいんだな」っていう風にして。(2020年7月7日放送 星野源オールナイトニッポンより)

D'Angelo(ディアンジェロ)は、1974年バージニアに生まれた歌手であり、作曲家、プロデューサーとして活躍する音楽家でもある。2001年に発表された"Voodoo"は、Black Music、あるいはネオ・ソウルの金字塔的作品として呼び声が高い。詳細は批評家の記事に委ねる。

www.udiscovermusic.jp

要約すると、2011年段階の星野源は、既存の音楽(D'Angelo)を意識しないまま、日本では「攻めている」と言わしめるような音楽を志そうとしていた。”湯気”においては、D'Angeloと形容されるようなリズムのズレや音のまとまりを表現しつつ、日本人が順応しやすい細野イズムを継承したまろやかな音色となっている

先程の引用には続きがある。

なのでいわゆるブラックミュージックとかソウルとかR&Bっていうのを自分のその実験の場っていうか。でも自分は日本人だから。その日本人であるという部分と、そのソウルミュージックっていうものをちゃんとくっつけて、それで今までにないものにしていこうっていう実験の一番最初の曲ですね。そこから僕の音楽性ってのはどんどんどんどんそっちに進化していったようなところがあるので。「始まりの曲」っていう感じですね。

以来、星野源は主にシングルのB面(カップリング)において、このR&Bチック、ソウルチックな楽曲研究を進めてきた。

”エピソード”リリース以降、星野源の音楽性は一言で言えば、段々とフォーク的路線からJ-POP路線に移行してゆく。これは、星野源が自身のルーツとしてきたダンスミュージックの路線にシフトしていためである。化粧品アネッサのCMソングとなったシングル”夢の外へ”では、星野自身と、ダンサーの井手茂太が出演している。

そして2013年、3rdアルバムである”Stranger”をリリースする。これまでのアルバム2作品とは異なり、”Stranger”の1曲目はテンポも早く、2分半ほどで終わる”化物”が来ている。続く2曲目には、社畜を励ます疾走感いっぱいの”ワークソング”、3曲目にはダンスメインのMVである”夢の外へ”と続いている。4曲目に”フィルム”というスローテンポな楽曲が来るこの構成は、次作である”YELLOW DANCER”と酷似している。

”Stranger”のレコーディング終了と同時に、星野源を病が襲う。

前期ブレイク時代(第2時代、2013年半ば〜2015年末)

前期ブレイク時代に該当する作品は以下の通りである。

  • ギャグ(single, 2013)
  • 地獄でなぜ悪い(single, 2014)
  • Crazy Crazy/桜の森(single, 2014)
  • SAYONARA(SAKEROCK, Last-Album, 2015)
  • SUN(single, 2015)
  • YELLOW DANCER(album, 2015)
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左から、ギャグ、地獄でなぜ悪い
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左から、Crazy Crazy / 桜の森、SUN、Yellow Dancer
※画像をクリックすると、星野源HPの該当ディスコグラフィーへリンクします。

 

ダンサブルなヒットを連発させた前期ブレイク時代

くも膜下出血になった星野源は、絶対安静の入院生活を余儀なくされる。入院中は音楽を聞くことしかやることがなかったといい、Princeの”I wanna be your lover”に感銘を覚える。

この入院生活を機に「楽しい音楽を書きたい」と想起し、以降のダンサブルな音楽性へと変遷していくこの入院は、星野源の今日の活動に至る上で外すことの出来ないファクターであった。

療養からの復帰後、星野源はシングル「ギャグ」をリリースする。この作品は2曲のみを収録という、星野源のCDシングルの中では最も曲数の少ない構成となっている。

1曲目の”ギャグ”は、当時元東京事変であったベーシストの亀田誠治との共作となっている。なお、星野源が誰かとともに曲作りを行なったのは、POP VIRUSリリース以前ではこの曲だけである。編曲の亀田参加によってかはわからないが、”ギャグ”はそのタイトルの通り、軽いギャグを打つかのように、また東京事変の”透明人間”のように、跳ねるようなテンポ曲となっている。この曲に公式な振り付けはないが、星野源ディスコグラフィーの中でもダンスを見てみたい曲の1曲である。

また、本項で注目したい曲はシングル「ギャグ」のB面である”ダスト”である。

この曲は亀田との共作ではなく、星野源単体での作詞作曲となっている。 先述の項で「湯気はこういうサウンドがやりたいと言って作り、後からディアンジェロを認知した」と説明した。この楽曲は、その認知後に制作された曲であり、是非、1度聞いて頂きたい。A面の”ギャグ”とは打って変わり、スローなギターに対して重たいベースとドラム、それを引き立たせるかのような軽いクラップが交互に刻まれる。

星野源は、”湯気”や”ダスト”といった各シングルのB面で、こうした地道な研究創作を行ってきたのである。このB面でのネオソウルフルな活動は、シングル”恋”に収録の”Drinking Dance”、”Family Song”収録の”肌”、”Same Thing”に収録の”Ain't Nobody Know”などで堪能できる。

2014年にリリースされた”Crazy Crazy/桜の森”。”桜の森”は先述の「Princeの降臨」を経た後(療養明け)最初の曲であり、スローテンポだが確実なJ-Popを、”Crazy Crazy”ではホンキートンク調なポップを行っている一方で、B面では”Night Troop”、”海を掬う(House Ver.)”という彼の中での実験的音楽を着実に行っている。

また、2014年頃より、いわゆる”星野源バンド”と言われるメンバーの構成が終了してくる。

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左からSTUTS、石橋、ハマ、星野、長岡、櫻田、河村

ギターはペトロールズ(当時元東京事変)の長岡亮介、ベースはOKAMOTO'Sのハマ・オカモトや伊賀航、三浦淳悟、Piano&Synthe.は石橋英子と櫻田泰啓と小林創、ドラムは河村カースケ智康と伊藤大地、バイオリンは岡村美央と伊能修、ビオラは菊池幹代、Sax&Fluteは武嶋聡などである。この他、村中俊之、玉田豊夢野村卓史などのメンバーがサポートに入る。STUTSは2018年発売の”ドラえもん”より参加している。

2014年以降、自身が影響を受けてきた音楽を前面に出しつつ、”星野源”というフィルターを通した楽曲制作に舵を切り出す。その試みは"イエローミュージック(Yellow Music)"という新たなジャンルの提唱へとつながる。

2015年、星野が世間一般から認知されるきっかけとなった8thシングル”SUN”をリリース。フジテレビ系列のドラマ”心がポキっとね”の主題歌であった”SUN”を引っさげ、その年の紅白歌合戦初出場を決めた。彼の名を最初に大衆に押し出すこととなったシングル”SUN”は「マイケルに捧げる曲」とも言われている。この曲で歌われている「Hey J.」とはマイケルのことであるし、楽曲ではノイズで隠されているイントロ部分も、ライブ等では”Rock With You”のイントロと同じドラムが刻まれる。”Sun”は、まさに80年代のディスコ・ファンクを、日本人の馴染みに合うように再構築された楽曲であると言える。

イエローミュージックについて

ここで、星野源が提唱する”イエローミュージック”についての説明を挟むことにしよう。”イエローミュージック”という言葉の明確な定義についてはどこにもない。だが、敢えて本人の言葉を引用するならば

ブラックミュージックを自分(星野源)の音楽と融合し、イエローな音楽に変換("YELLOW DANCER"ライナーノーツより)

された音楽である(但し、後に「ブラックに限らない」という発言有り)。”イエロー”とは、他でもない我々日本人のことである。"Japanese"や"Asian"という言葉を用いず"Yellow"という言葉を選択した経緯は完全にはわからないまでも、彼が敬愛しているYellow Magic Orchestraからインスパイアードされたとか、”Black”と”White”に並列する新たなカラー軸としてとか、敢えて蔑称として使われてきた”Yellow”を反骨的に称したなどという予想は容易に立てられる。

イエローミュージックは、本稿でも幾度となく登場してきたD'AngeloやMicheal Jackson、療養明けの原動力となったPrince、オールナイトニッポンでも選曲した過去のあるEarth, Wind&Fire、The Isley Brothers、この時期の各媒体で名前を見るGeorge Dukeなどの音楽的影響をそのままコピーして自身の作品にDuplicationするのではない。東アジアの日本で生まれ日本で育った星野源が、自身の邦楽の体験や想いを通して"Yellow流"に仕上げたものこそが”イエローミュージック”なのであると考えている。

これまでに述べた”桜の森”や”SUN”は勿論、この時代の星野源の楽曲は(恐らく7割以上)イエローミュージックとして位置づけられ、その集大成たる作品が4thアルバム”YELLOW DANCER”となる

”YELLOW DANCER”は2015年12月にリリースされ、第8回CDショップ大賞を受賞する作品となる。筆者はを”サウンドのデパート”と呼ぶほど、このアルバムを敬愛している。

www.cdshop-kumiai.jp

1曲目の”時よ”。イントロの更に前「動き出せ」と歌う前の息継ぎからこのアルバムはスタートし、2曲目の”Week End”と続く。この2曲は自身が影響を受けた前期YMOチックなメロディーにEarth, Wind&FireやThe Temptationsを想起させるファンキー・ディスコ・ダンサブルな曲調となっている。こういった楽曲は一般に、日本源流の音楽とは相容れないために無意識の嫌悪を抱く日本人もいると思うが、この楽曲はイエローミュージックとしてのフィルタリングを経ているため、多くの日本人の受け入れるところとなっていると思う。

また、この作品は冒頭のもう1つの時代区分では”サウンドの過程”に該当し、この区分として初のアルバム作品となっているが、星野源は”YELLOW DANCER”の作風について、次作である”POP VIRUS”のライナーノーツで次のように語っている。

”YELLOW DANCER”では、特に『風景を音に』という気持ちが高まっていました。自分の意見も、メッセージもなるべくいらない音楽(”POP VIRUS”LINER NOTESより)

この一文を拡大解釈して読めば「”YELLOW DANCER”はサウンドをこだわりにこだわり抜いた至極の作品」となるのではないか(無論、拡大解釈であることに変わりはない)。星野源の楽曲の特徴でもあるが、本アルバムの使用楽器は多岐にわたる。ぜひ、目を閉じて、瞼の裏に映るその風景に入り込みながら、その1音1音を掬い取るようにアルバムを聞いてみてほしい

例えば、”時よ”では、アナログシンセサイザーの他にguitar、bass、drums、violin、cello、violaが使用されている。”Week End”ではこれにピアノと金管楽器が加わる。この楽器たちが互いにでしゃばりをすることなく構成され、また各楽器が一瞬だけ表に現れる瞬間がどこかにある。

こうしたダンサブルな曲調に対し、”ミスユー”や”Snow Men”といったネオソウルチックな楽曲も収録されている。”ミスユー”は4曲目に収録され、それまでのアップテンポな曲調と対比させるかのような静かな曲だが、そこには確かにセクシャル、パッションを感じ取ることが出来る。現代J-Popによく見るの高音ボーカル一辺倒ではなく、目立ちすぎない音量の中音域のギター、ドラムやベースが一体となって生み出すスローテンポなリズムは、”グルーヴ感”という言葉を容易に想起させることができる。これまで”湯気”に始まり”もしも”や”ダスト”といった、B面での「BlackとYellowの融合」という実験成果が如実に現れている。

2019年11月にTBSラジオで放送された”ジェーン・スー生活は踊る”の中の音楽コーナー(高橋芳朗)において、2019年10月リリースの楽曲”Ain't Nobody Know”をBarry WhiteThe Isley Brothersなどの”Baby Makin' Music”を引き合いに出して紹介されていた。”YELLOW DANCER”はこれより約4年前の作品だが、これらの偉大なアーティストと並べられて紹介されるアーティストとしては、この時点で既にクオリファイドされていたと思う。

www.tbsradio.jp

一方で、インスト曲である"Nerd Strut"では、細野晴臣をゲストプレイヤーとして迎え、ファンキーさと細野イズムを継承した楽曲となっている。

この作品には今紹介したような音楽性の楽曲が全14曲収録されており、”SUN”をきっかけにJ-Popのメインストリームプレイヤーとして知られるようになったアーティストが制作するにしては攻めたような作品を、しっかりとそのメインストリームに乗せ、CDショップ大賞を受賞するまでに至った。この意義は大きいことを訴えたい。星野源自身、この成功が以降の音楽制作への自身へつながったと証言している(出典は以下の記事)。

realsound.jp

以降、星野源の楽曲制作は大きく進化することとなる。

後期ブレイク時代(第3時代、2016年初頭〜2019年春)

後期ブレイク時代に該当する作品は以下の通りである。

  • 恋(single, 2016)
  • Non Stop("In Gratitude"収録, 2016)
  • Family Song(single, 2017)
  • ドラえもん(single, 2018)
  • イデア(single, 2018)
  • POP VIRUS(album, 2018)
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左から、恋、Family Song、ドラえもん
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左から、アイデア、POP VIRUS
※画像をクリックすると、星野源HPの該当ディスコグラフィーへリンクします。

”J-Popの1アーティスト”から”星野源というジャンル”へ変貌した、ソロ後期時代

この時代を大まかに申せば、「”SUN”や”恋”のヒットによって、J-Popの1アーティストという認識を世間からされていた星野源が、”POP VIRUS”のリリースをもってその枠組みから外れた時代」と言えると思う。

”YELLOW DANCER”の次にリリースされた作品が、一大ブームとなったシングル”恋”である。”恋”は、”SUN”、それを踏襲する”YELLOW DANCER”のヒットの次の作品としてリリースされることになっていたため、その分星野源の中でのプレッシャーというものは大きかった。この作品は、TBS系ドラマ”逃げるは恥だが役に立つ”の主題歌としてリリースされた楽曲であるため、ドラマ側の「踊りやすいポップな曲」という要望があった。勿論、星野源のことだから「ダンサブルでポップな曲」と言われれば恐らくすぐに書けるであろうが、彼はそのような”YELLOW DANCER”のコピー的な作品は制作しなかった。星野源は、120程度のテンポの曲を最初は書いていたが「何かワクワクしない」という感想をいだき、トイレの中でふと「上げてみたらどうだ?」と思いつく。こうして、全世代がノリやすく、ポップさも失わない”恋”が完成していったのである。

こうした中、星野源の頭の中でモータウンコア」という言葉が自然発生的に誕生した。ここで、星野源が”恋”のインタビュー記事で頻繁に発言していた”モータウンコア”という言葉に迫ってみよう。

モータウン(Motown)”とは、アメリカ・デトロイトに本部を置くレーベルであり、African-Americanが中心に所属している。70年代から80年代はMotownの黄金期であり、”Motown”はこの年代のソウル/R&Bの代名詞として呼ばれている。例を挙げれば、Micheal JacksonやMarvin GayeThe Isley BrothersやSupremesなど、多岐にわたる。

Motownの雰囲気を掴んだところで”モータウンコア”という言葉の意味を考える。 星野源は”YELLOW DANCER”を経て彼の音楽性を確信的な自信をへ変え、この”Motown Sound”を継承した音楽を”恋”にぶつけてきた。また、この楽曲の冒頭は二胡で始まる。

中国の古典楽器である”二胡”を楽曲のキャッチーなつかみとして用いるこの挑戦的な試みは、日本のポップ音楽、ましてやドラマの主題歌に起用されるような楽曲としては記憶にない。ソロ後期時代では、こういった世間ではマイナーな楽器が少しずつ登場してくる。ここが、ソロ後期時代の面白さであり、(サウンドとして)前期時代と比較してみたい部分である。

また、別のインタビューにおいてモータウンのレコードを回転数間違えちゃったイメージ」と発言している。

ここで、レコードについてちょこっと解説。レコードには回転数がある。通常のLP(アルバムのサイズ)は33回転でレコードを回転させるのだが、7インチ(シングル)などでは45回転で回すことがある。この回転数の設定を誤ると、レコードが通常の音声で再生されなくなる。この現象は多くの場合、いつも聞いている音楽との乖離から失笑が漏れることが多いが、回転数が大きいと「あれ意外と良いんじゃね?」となることもまた事実である。

星野源は、この現象を肯定的に捉え、”恋”を制作した。執筆者ぶんのいちは実際に、アルバム”POP VIRUS”に収録されている”恋”を通常より回転数の多い45回転で聞いてみた。やはり、楽しい。デジタル音声を倍速しても再現は出来るが、アナログ音声は倍速しても離散的な圧縮を行っていないため、スムースな倍速となる。45回転の”恋”は、レコードホルダーだけの特権ということにしよう。

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POP VIRUS(LP)、少しホコリが付いてやがる

また、”恋”のB面に収録されている”Continue”の曲調はGeorge Dukeを意識しているとのことである。この曲の歌詞では「はらいそ」という聞き慣れない言葉がある。”はらいそ”は、YMO結成直前期の細野晴臣が1978年にリリースしたアルバム(同タイトル曲)であり、細野晴臣に大きな影響を受けた星野源は”はらいそ”をフェイバリットに挙げている。こうしたことを論拠として、星野源は”YELLOW DANCER”以降の指針として「音楽は続いていく」というコンセプトを打ち出し、翌2017年にはこのコンセプトを柱としたアリーナツアー”Continues”を敢行する。セットリストには自身が影響を受けたYMOの”Mad Pierrot.”やNUMBER GIRLの”透明少女”等のカバーが含まれている。

www.hoshinogen.com

Family Song、ドラえもん

この挑戦的な姿勢は”恋”以降も続く。次作である”Family Song”は日本テレビ系ドラマ”過保護のカホコ”の主題歌となった曲である。”SUN”、”YELLOW DANCER”、”恋”と、アップテンポで来た表題曲に対して、この曲はスローテンポな曲であり、”ブルーアイドソウル(白人が行うBlackMusic/R&B)”を意識したと語っている。カップリングである”肌”は、B面とは思えない完成度のネオソウルであり、”プリン”も先述のPrinceに向けて作られた曲となっている。

また、その次の作品である”ドラえもん”では”ニューオリンズ(音楽ジャンル)”の要素を取り入れたと語っている。Apple Musicでは、ニューオリンズ系のプレイリストが複数存在するので、これらのプレイリストとともに”ドラえもん”を聞いてみてほしい。

ドラえもんの”B面”に収録されている”ここにいないあなたへ”は、ブレイク時代にはあまり見られなかったソロ初期時代のような曲調となっており、ライナーノーツにおいて「ドラえもんがタイムマシンで昔に連れてってくれた」と残している。また、Ondes Martenotという楽器が使用されているところも注目して聴きたいポイントである。

”The Shower”は「しずかちゃん」のような少女の内面を表現しようとした曲である。これまでも”Mad Men”などのTR-808系の打ち込みを使用した楽曲はあったが、この曲では、”Pop Virus”を始めとする作品においてキーパーソンを務める、MPCプレイヤーのSTUTSが初参加している。

イデア

2018年4月、NHK”半分、青い”の主題歌として”アイデア”の1番のみが公開される。楽曲そのものとしても素晴らしいが、この曲は発表の手法がとても斬新だったと思う。”アイデア”は朝ドラ放送開始の4月に1番のみが放送され、8月末に全編が公開された曲であった。リアルタイムで追いかけていたリスナーは、今までパブリックであった1番と初公開の2番の差異に恐らく驚愕したことだろう。

「どこの国に持っていっても恥ずかしくない、名詞のような曲になった」と評された曲の1番は「おはよう 世の中」で始まり、カースケさんの慣れ親しんだドラムがビートを刻み、いわゆるJ-POPスターとしての印象を受ける。しかし2番は「おはよう 真夜中」で始まり、1番と代わってMPCプレイヤーのSTUTSによるビートが刻まれる。

生きてただ生きていて 踏まれ潰れた花のように にこやかに 中指を(アイデア2番より)

筆者自身、この歌詞に何度も救われてきたが、思い起こしてみると、こういったダークな部分をさらけ出した歌詞はブレイク時代には無い気がする。なぜここで、ダークサイドをさらけ出したのであろうか。

当時、星野源は”SUN”のリリース以来、単なるJ-Pop歌手の1人としてしか捉えられていなかった(筆者も単なるJ-Popアーティストとしてしか聞いていなかった)。こうした「自分の訴えたい音楽」と「世間の受け取り」の間での大きなギャップがあった。また、ANNでは度々言及されているが、星野源はリリース前年の2017年当時、とても病んでいたらしい。先日の放送(たしか12月7日分)でも「病みすぎて船舶免許を取ろうとした。船なら1人になれるから」と発言しているほどである。こうした状況から、ある程度”陰の部分”を曝け出そうとしたのではと思う。(ここを書いてる途中に良さげな記事を見つけたので添付しておく。)

これ以降、テレビで切り取られるような陽の部分ではなく、星野源は自身の陰の部分についても楽曲に取り入れるようになっていく

rockinon.com

MVを見てもらうと分かると思うが、出演者が全員喪服を羽織っており、2番終わりのダンス部では、それまで紅白だった幕が鯨幕へと変貌している。筆者はこれまで、喪服だったり鯨幕の前であそこまで楽しそうに歌ったり踊ったりする人々を見たことがない(唯一、棺桶ダンスくらい)。

この曲には「生活」「湯気」といったフレーズが登場するが、これらはSAKEROCK時代から紡いできた星野楽曲のタイトルである。実はこの曲は「今までのアイデアの供養、そして新たな再生(星野源ANN2018年9月4日放送分より)」としての側面も詰め込まれており、その対象がまさにそれであるという(たしか)。

筆者自身、この話を聞いた時は「これから星野源はどうなるんだ」というワクワク感より、「もうあのエピソードとかのあの感じは聞けなくなるのか」という喪失感のほうが大きかった記憶がある。しかしこの年末、そういった私の惜しみを跳ね除けるような作品を星野源は提示してきた。


www.youtube.com

POP VIRUS

2018年12月、それまでの集大成とも言える5thアルバム”POP VIRUS”をリリース。

CDショップ大賞を受賞したショップ大賞を受賞した星野源

CDショップ大賞を受賞した星野源

www.cdshop-kumiai.jp

”Pop Virus”については、東京ドームでのライブ映像も公開されている。是非、星野源から”Pop Virus”が拡がる様を、MVとライブ映像で見比べてみてほしい。

メロディから細部のサウンドに至るまで、繊細に作り込まれた楽曲は、一切の違和感や顕示欲の強さを表すこと無く一般のリスナーに受け入れられ、音楽雑誌”MUSICA”編集長の有泉智子は

『音楽的に攻めたものは大衆にウケない』っていう言説を本当にただの言い訳にしてしまった

と評している。

www.cinra.net

”POP VIRUS”はその名の通り、”Popのウイルス”である。この”POP VIRUS”という名称は、ライターの川勝正幸氏の著書”ポップ中毒者の手記”の中で初めて使われた単語である。「ウイルス」という単語は、明らかに「ポップ」とは(コロナ禍では尚更)正反対であるが、このアルバムには正にこの単語以外考えられない。そう言い切る理由は何か。

2018年11月、星野源ANNにて”Pop Virus”が初解禁された。当時、リアルタイムで聞けなかった自分はradikoのタイムフリー機能で翌日に聞いた。当時受けた自分の衝撃は凄まじく、授業中だったがしばらくぼおっとしてしまったほどであった。

”Pop Virus”は明らかにJ-Popとは一線引かれている曲調であったが、星野源以外ロクに聞いてこなかった(テレビで流れるのをちょっと聞くくらい)自分を何故かガッチリ捉えていた。それは恐らく、それまで星野源が積み上げてきた楽曲(”恋”や”SUN”のA面曲も、似たような曲調である”ダスト”などB面曲も)がもつ共通の”ウイルス”に既に感染していて、”Pop Virus”をもってそれが発症したのであろうと考えている。

アルバム”POP VIRUS”は各方面で高い評価を得ているが、それらはJ-Popのメインストリームと呼ばれる部分にも一切の違和感を示すこと無く提示できる。星野源は、”恋”や”Family Song”、”ドラえもん”といった、気付くか気づかないか分からない程度のこだわりを予め世間に提示し、お茶の間に無意識に咀嚼させることで、日本人全体の音楽的聴覚の底上げを図ったのではないだろうか。もしこの見立てが間違っていなければ、星野源は紛れもなく、平成後期から令和を代表する日本の音楽家と断言できるだろう。

この記事を読んで頂いている方も、ぜひ、それまでの星野源作品を病的に飽きるほど聞いて、そこから改めて、”Pop Virus”を聞いてみてほしい。私自身が体験したこの衝撃というか発病は、恐らく一生モノだと思う。

再進化時代(第4時代、2019年春〜現在)

再進化時代に該当する作品は以下の通りである。

  • Same Thing(EP, 2019)
  • うちで踊ろう(instagram size, Potluck Mix, 大晦日バージョン, 2020)
  • 折り合い(single, 2020)
  • Good in Bed(Gen Hoshino Remix)(Dua Lipaのアルバム"Club Future Nostalgia"に収録, 2020)
  • 想像(single, 2021)
  • 不思議(single, 2021)
  • 不思議/想像(single, 2021)
  • Nomad(Zion.Tとの共同制作, "Shang-Chi and The Legend of The Ten Rings: The Album"に収録, 2021)
  • Cube(single, 2021)
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左から、Same Thing、折り合い、想像
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左から、不思議、不思議/想像、Cube


www.youtube.com

www.youtube.com

新たな時代を刻みだした再進化時代

先述のドームツアー終了後(時期にして2019年4月上旬)、長らく走り続けてきた音楽生活の集大成とも言うべき”POP VIRUS”の音楽的かつ商業的成功、同時に5大ドームツアーを完全に成功させたことで、燃え尽き症候群に陥っていた。この数年間「積極的にサボる」を標榜していた星野は、音楽活動を一旦離れ2020年公開の映画”罪の声”(小栗旬とのW主演、TBSスパークル)の撮影に専念する。

Same Thing

6月以降に数回に渡り渡米し様々な刺激を受ける他、8月、ストリーミング配信及びインスタグラム開始。そしてドームツアー後に漠然と抱いていた「色んな人と曲を作ってみたい」という想いを着実にし、2019年10月、配信EP”Sama Thing”をリリース。

配信EP”Same Thing”は、共同制作にSuperorganism、PUNPEE、Tom Mischを迎えて制作された作品である。このEPは、何かドラマの主題歌やタイアップが決まって制作されたものではなく、ただ純粋に、放課後に遊ぶような感覚で作った作品である。元々ミックステープとしての発表を考えていた本作品は、配信EPとして販売・ストリーミング配信されることとなった。

また、”Same Thing”は星野源が新たな方向に進み始めた一発目の作品であるといえる。大河ドラマ「いだてん」において経験した英語での発声や、「ただFuck youって言いたかった」というあまりにも明快な衝動は、ポップスターたる星野源からは感じ取れなかった新たな部分である。そこには、POP VIRUSの成功による自信と、自由度を拡げた印象を受け取れる

歌詞の変遷について考えると、”Same Thing”では、歌詞がよりwrappedされなくなってきている。「Fuck you」はもちろん、「殺す」「殴る」、さらしものでは自身の苦悩と取れるものを、”ain’t nobody know”では歌詞全体が高く官能性、そして男女に縛らない多様な愛を歌っている(実際、MVに出演していたカップル2組はゲイとレズビアンの本物のカップルである)。

ここで1つの考察ができる。それは、星野源は2019年以前のキャリアとは全く別の新たなキャリアを歩み始めたのではないか?という考察である。全く別とは言いすぎな感もあるが、実態としてはないが、もう1人の存在が生まれたことは確かな気がする。 後述するコロナが及ぼした楽曲への影響においても触れるが、星野源は先の歌詞の自由度の拡張、作曲法の変更などを経る。

うちで踊ろう

2020年4月、国内のCOVID-19の感染者増加を鑑み、政府自治体は不要不急の外出自粛を呼びかけた。市民生活はおろか芸能界も例外ではなく、主演を努めていたドラマ(TBS系列”MIU404”)の撮影もストップした。そんな最中、4月3日に星野のInstagramにて”うちで踊ろう”とタイトルドされた弾き語りが公開される。

 
 
 
 
 
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www.instagram.com

投稿の末尾には「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」という一文が添えられ、後日バナナマン大泉洋がこの楽曲に”重ね合わせ”を行った動画が星野により投稿された。この後、アーティストや楽器経験のあるSNSユーザーを始め、食器や文房具でセッションするユーザー、自作の振り付けで踊るユーザー、ウラに転じて黒服の星野を加工するユーザー、自宅リビングでザッピングをする総理大臣などが動画を投稿し、再び”社会現象”と言えるほどの盛り上がりを見せた。

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YouTube上に投稿された"#うちで踊ろう"

2021年9月現在、"#うちで踊ろう"、”#DancingOnTheInside"とタグ付けされた投稿は、Instagram上で約8万件、YouTube上で約1万件の投稿が確認され、他のプラットフォーム(TwitterTikTok)でも同様の投稿数が予測できる。これを純粋な”投稿数”としてではなく、”作品数”として計上すると特筆項目に昇華するだろう。この時期は、得体の知れないウイルスという朦朧とした恐怖が、志村けんの急死や各経済活動の自粛要請により実態として受け止められ、閉鎖的な空気が日本全体を覆うようになりつつあるフェーズであった。星野のこの投稿はインフルエンサーたりうる芸能人が起こしたアクションとしては最も大きく、非ファン層にも概ね肯定的に受け止められ、先述のような日本の市井を僅かにでも照らすことができたのではないかと考える。星野源は再び、人々を”文字通り”踊らせたのである

「たまに重なり合うよな 僕ら」で始まるこの歌詞は、非ファン層には単なる”接触”として、ファン層には”ばかのうた”にも似たメッセージを受け取ることが出来る。星野源は、1つの歌詞に様々なメッセージを詰め込むことが好きだと公言している。”夢の外へ”や”桜の森”に並び、この楽曲も、そんな遊び心溢れた楽曲の1つだ。

ここで、「うちで踊ろう(Dancing on the Inside)」というタイトルについて述べる。2020年4月当時、世界中の多くの一般市民は自宅から出れない生活を余儀なくされた。しかしながら、そういった中でも、医療従事者を中心として外へ出なければならない人々が居た。世界に目を向ければ「自宅(home)」が無い人々がいることも事実であり、星野源はこういった人々をも巻き込んで楽しめるよう「うち(内)で踊ろう(Dancing on the Inside)」としたと語っている。実際に、2020年春から初夏にかけての星野源ANNには、こういった(医療従事者などによる)便りが実際に届いていた。星野源は、こういった人々を見逃さない。

この後、いつものバンドメンバーが打ち合わせ無しで演奏したものを重ね合わせたPotluck Version、紅白歌合戦用にフルパッケージの曲として完成させた大晦日バージョンの3バージョンが存在する。

作曲方法の変化

コロナ禍における自粛期間は、星野の音楽性に大きな変化をもたらした。

星野源は、それまでギターのみで作曲を行っていた。たしかBruno MarsだったかMark Ronsonだったかが、”WeekEnd”がギター作曲であったことを聞いて驚いていた話を聞いた。

このコロナによる自粛期間において、星野源はキーボードの練習を始めた。この練習をサポートしたのは、我が群馬県在住のビートメイカー兼プロデューサーであるmabanuaである。

mabanua氏

群馬県東毛在住のmabanua

このmabanuaのサポートにより積み重ねられた成果物が、バナナムーンの日村勇紀誕生日回に発表された”折り合い”である。

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この曲は、日村さんが神田さんに隠れてメシを食ってることがバレた歌だが、今までの星野源楽曲にはなかった、新しい感触の曲となっている。”Sexual Healing”にも似たような気がするが、Unwindな清涼感ある曲である。残念ながら今の自分の技量ではうまく言い表せない。

これ以来、星野源はキーボード(シンセサイザー)による作曲にメソッドをシフトさせ、以降の”想像”、”不思議”と作曲を進めてきた。

”不思議”も”折り合い”同様、これまでの星野源楽曲とは少し離れた、”キュン”に訴えてくる感触の楽曲である。


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”不思議”制作期の2021年4月、星野源ANNにおいて度々「アナログシンセサイザーが楽しい」「新しいシンセが欲しくなる」と言った発言をしており、キーボード作曲への意欲を表している。そして、”不思議”ではMinimoog, Prophet-5, DX-7, Juno-6, Rhodesといったアナログ・シンセサイザー(エレキピアノ)が使用されている。

MoogやProphet-5に代表されるアナログ・シンセサイザーは、鍵盤の上に付いている様々なノブを調整することで電圧を制御し、様々な音を奏でることが出来る楽器である。

moog

Moog System 55

Moogの写真をご覧いただきたい。プロが納得いく音を作ろうと思ったら、相当の経験と粘り強さが必要だろうことは、この楽器の複雑さをひと目見れば分かるだろう。星野源はこのコロナによる自粛期間を経て、こういった複雑な楽器の音作りを直接行うことが可能となったのである。

また、作曲法の変化と同時に、Dua Lipaのリミックスアルバム”Club Future Nostalgia”収録の”Good in Bed”のRemix(2020夏)と、MARVELシリーズ”シャン・チー/テン・リングスの伝説”での劇中歌”Nomad”を、韓国のHipHop/R&BシンガーであるZion. Tと共同制作(2021夏)しており、このうち”Nomad”に関してはMVを監督している。


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以上が、ソロデビューから現在に至るまでの、星野源のざっくりとした音楽変遷の記録である。

執筆者ぶんのいちは、今後発表される星野源楽曲に大きな期待と関心を寄せている。

終わりに

ここまでご覧頂きありがとうございました(...ここまで読んだ人はいるのか...?)。クソ長文章、また所々まとまっておらず、何が言いたいか分からない文章だったところもあったと思います。申し訳ございません。

今回は「星野源の音楽ざっくり入門」ということで、ソロデビューから現在までの音楽の変遷を辿ってまいりました。今回掲載できなかったテーマの中に「源Lover(じゃなくても)に薦めたい、オススメアルバム集」や「星野源&SAKEROCKの表題曲以外のオススメ曲集」と言ったものがありました。こちらは、いつかひっそり掲載しますので、ご興味ご関心をお持ちの方は、絶えず私のブログを確認していてくださいね♡

13本目の日記 〜特になし〜

特になし

今週は特になし。ただ、寒くなったのと嫌な事件事故が多かった。特に北新地の事件は心を抉られた。

成人式の便りが届く

明確な曜日は忘れたが、成人式の招待状がようやく届く。他の自治体の話ではとうの昔に話や便りが回っていたそうだが、うちはクソ遅だった。バイト中も、同じ中学の同級生にあっては「成人式の話なんか聞いた?!」と聞くことが多かった。でもまぁそんなこんなで成人式の招待が届いてよかった。

同時に、久々に3-5のクラスLINEが動いた(あと6組軍団のLINEも)。ウェイウェイな奴らが「同窓会やりたくね?!ウェーイ」って言ってくれたおかげで、成人式後に同窓会をやる運びとなった。自分も一応あのクラスじゃ割と中心の方に居たので、どちらかと言えば取りまとめる側に。

とりあえず、Hが主導となって人の確認はおおよそ進んだが、問題は場所である。ここで、Hから「大学の課題があるから場所決め貴様でやれ」と言われ、場所ぎめ大臣に就任。このご時世において、あの量の人員を受け入れる場所なんてあるのか...?。まぁ、探して検討してみる。

現状の解決すべき点は、連絡のつかない残りの人間の確認と、対応可能な店の選定である。唯一の楽しみとしてガンバルンバ。

バイトの先輩とちょっと遊ぶ

月曜、既に就職されたバ先の先輩方と少し遊ぶ。最初は乗り気じゃなかったが、朝、乗り気にした。

17時半に飯屋集合予定だったが、まさかのうたた寝坊。Yさんからの電話で起きる。幸いにも笑って許していただけたが、つくづく自分が嫌になった瞬間だった。そんなこんなで、豚丼を喰らいながら近況報告会。てかこの時気づいたが、あんなに人数いる店で最古参の学生バイトになっていた。

その後、移動してボーリング。もはやボーリングの個人指導主となったSさんに色々指導していただき、カーブ(もどき)も投げられるようになった。ありがとうございます。

21時に解散。次に会うのは、自分がバイトを辞めるときだ。

卒研進捗

特記事項なし。

その他の日記

  • 月曜、通常登校。15時、出る。途中、カインズでグラノーラを買う。18時過ぎ、飯屋。19時前、出、駒形の娯楽施設へ。21時過ぎ、出る。
  • 火曜、通常登校。
  • 水曜、定休。特になし。
  • 木曜、通常登校。I研にてグラパ。
  • 金曜、通常登校。朝は雨だったが、10時にはからりと晴れた。12時より、F研、T研、I研を行き来。王号陛下とやらが臨場。16時半、出る。
  • 土曜、バイト(10-20)。寒波のおかげで一気に冬。からっ風がないのが救いだった。世話になってる人と後輩に萩の月を持参。
  • 日曜、バイト(12-20)。後輩ながらも中学の先輩に当たるUさんに、成人式の話を聞く。

学外で学んだこと

この間聞いたアルバム

共同じゃない通信(12.13[Mon]-12.19[Sun])

  • つば九郎、FA宣言
  • 今年の漢字「金」
  • 条件なしの現金一括給付容認
  • HISの子会社、GoTo不正疑い
  • 生駒市生コン生き埋め事故
  • aiko、結婚してた
  • 国交省、基幹統計書き換え
  • 森友赤木裁判、国が賠償責任認諾
  • 徳島、トレーラー小4女児巻き込み事故
  • 大阪北新地雑居ビル放火殺人
  • 大阪守口、地下トンネル閉じ込め事故
  • 群馬工場、沖縄米軍基地でクラスタ
  • 神田沙也加、亡くなる
  • M1、錦鯉優勝

明日へ向けて

天使たちのシーン