bunnoichi’s diary

高専から大学編入した野郎の激ユル仙台日記(大フィクション)です

57本目の日記 〜仙石線踏破、達郎ライブ、だるま大使2号店〜

【walk for kyomu】徘徊中


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風の吹くまま気の向くまま、どこへ歩くか賽の目次第。行先博徒の看板背負って、歩いてみせます国土の天地。そうヤツの名は、ザ・歩行(ウォーク)ハスラー

はい、逃走中と宇多丸のシネマハスラーの前口上から拝借しました。今週はどういうわけか石巻まで歩いてしまいましてん。その話でも。

石巻まで歩いた話

8日木曜、石巻まで歩いた。

えぇ...。なぜ歩いたんでしょうねぇ...。歩きたかったからが理由なんですけど、えぇ...。

前々から、どっか遠くまで歩きたかった。群馬時代は東京まで歩くことを標榜してたけど、残念ながらコロナが流行りだしてそんな感じでも無くなり。宮城に来てからは、特に春休み中に石巻まで歩こうとしてたけど、1回松島まで歩いたらそれで満足しちゃって。

ところが8日木曜、この日は元々大学で実験の予定だったけど、MNCの装置トラブルでやることなくなりバラしに。実験日はバイトも入れてなかったから、突然の全休に。

「ここしかない」となってしまいまして...。突発的に歩くことにした。

ルートは下の一番短いのじゃなくって、海を見たかったから50.6kmある方で歩った。厳密には少しコースが違うんだけどね。海あと一回歩ってもいるしね。

仙台駅〜多賀城

仙台駅、11時

午前10時50分過ぎ、仙台駅西口の地下駐輪場に原チャリで見参。駅構内で心と膀胱を整え、11時ちょうど、仙台駅西口からスタート。同6分、金曜オープンしたばっかのヨドバシを尻目に仙台駅エリアを出、ひたすら東へ向かって歩く。

いつもの軽めの黒いパンツに、源さんのUT。寒さと雨対策の高専ジャージを腰に巻き、腕には実家を出るときに父親から手切れ金愛あるプレゼントとしてもらったGarminウェアラブルウォッチ。これはあくまで散歩だから、気合入れずに普段の格好で歩くのがワシのポリシー(本音はスポーツウェア揃えんの面倒くさいだけだけど...)。

例によって不規則生活な自分。前日朝9時に起きてゼミに出、午後は講演とバイトの後に色々やって29時半寝、この日は気合い入れて朝9時半起床。おかげでクソ眠かったが、ココを逃したら次歩くのは真夏日になるかもしれん。行きたくない気持ちも半分あったが、腹をくくってこの日にした。

おかげであくびは出るし、目はシバシバしてる。果たして、こんな調子で石巻まで歩けるんだろうか...。そんな不安を抱えつつ、歩を進める。

11時25分くらい、楽天生命パーク宮城。仙台駅周辺からココまではもう何回も歩ってる。有るってるけど、改めて考えるとあおば通駅から3駅もあるんだよね...。ビビりみ〜。この後、陸前原ノ町駅を通り、国道45号、仙塩街道に乗る。

ミヤギテレビ苦竹)、12時

歩きはじめて1時間の12時ちょうど、苦竹IC手前、ミヤギテレビの前までたどり着いた。ミヤテレって意外と遠いんだよねと改めて思う。

ウェザーニューズの予報じゃ一日中曇りだったんだけど、曇りは曇りだけど案外空に青みが見える。気温も約20℃ちょい。おかげで思ったより気持ちよく歩けてる。やっぱ散歩するには青空が良いよね。

道中、めちゃ魅力的なカツ丼屋が目に入る。思えば、コレまでの人生「カツ丼屋」には入ったことないかも。

入りたい...いや、こんな序盤でメシを取ってはならぬ。確かに何も食わず歩き始めたが、もう少し後でちゃんと食おう。ということで、カツ丼屋は見逃し。道中、魅惑的なラーメン屋だったり、吉野家の期間限定焼き鳥丼の垂れ幕だったりが目に入り、かなり心をヤラれる。

12時50分ごろ、中野栄を通過。仙台駅以東も仙台ってかなりあるワネなんて思いつつ、ようやく多賀城市。ココらへんから段々、地方の町って感じの風景になってくる(失礼)。

多賀城、13時ごろ

もう眠気もどっかへ行き、目も完全に開いちゃった。脚のスロットルを全開にして歩きまくる。

多賀城〜松島

多賀城駅周辺。砂押川を超える時、ほのかに磯の香りがしてきた。ちょっと前には「ここから過去の津波浸水区間」っていう標識も出始めてる。もう海はすぐそこ。

思えば喉が渇いてきた。家を出る前にコップ1杯の水を飲んだ程度でほか一切水を飲んでない。汗ばむほどの天気じゃないけど、飲まないのはツラい。

13時ちょいすぎ、ツルハドラッグ多賀城中央店。歩き始めて2時間弱、ようやく歩みを止めた。止めたっつっても、アクエリを買ってすぐ出たから実質通過みたいなもん。足はまだ全然キテなかったしね。珍しく音楽も聴かずに黙々と歩き続ける。

ワシの歩速は時速6キロぴったり。1キロ行くのも10分ピッタリ。昔から歩くのは他人より速かったけど、この歩速になったのは本当にたまたま。おかげで歩行計画がスゴイ立てやすい。この歩速は多分高3のときには確立してた。この歩幅、このリズムでひたすら歩いていく。

下馬駅周辺。ここら辺から少し坂が出始めてきた。まだまだ足は平気。だけども、腹が減ってきた。吉野家の焼き鳥丼食いたかったけど、直前の吉野家を見逃したため、次は1時間後くらい...。

我慢できぬ、ということで目に入った幸楽苑塩釜店に駆け込んでラーメンを喰らう。歩き始めて2時間半、ココで初めて椅子に座る。脚を完全に停止したため、緊張が解けて足の疲労が一気に出てきた。足をぷらーんとさせながら麺をすすり、30分で出て、再び歩みを進める。

東塩釜駅

14時45分、歩行時間3時間で東塩釜駅に着いた。仙台駅から18キロを3時間。うん、計算通りの良いペース。

東塩釜駅を過ぎたあたりから本格的に田舎、っていうより山に入る。歩いてすれ違うのは下校中の小学生くらいで、ココまで来るともう車社会。っていうかもう歩道も無くなってる。30センチ横をトラックが駆ける山道を、山下達郎熱唱しながら歩き続ける(海を見て我慢できなくなった)。

例の夜なら歩けないエリア

海と山を堪能してたらいつの間にか1時間経ってた。15時39分、歩き始めてちょうど4時間、松島公園の端に到着。哀しいかな群馬県民、海を見るとやっぱアガってしまう。Sparkleのライブ版とか高気圧ガールを大音量で流し歌いながら、松島海岸へ。

松島海岸


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松島〜東松島市鳴瀬

松島海岸、ちょうど観光船が着岸して客がわんさか降りてる時だった。そんな賑わいをよそに、ワシはただひたすら歩き続ける。

松島という一個のゴールを迎え、疲れが少し出てきた。けど腕時計を見ると、歩行距離がちょうど25キロをカウントしてた。仙台から石巻までは50キロだから、半分来たんだと思うと少しパワーも出たり出なかったり。

さて、ここからは未知の道。いや、原チャリでなら野蒜まで行ってるんだけど、一回だけだし、何より歩くなんて思ってもないから道の状態なんて覚えちゃ無い。ワクワクドキドキしながら北東方向へ。

途中、「松島 みどりの家」っていう特養ホーム?の車とすれ違った。すぐ分かったけど、例のうちわ大臣を思い出したのは言うm...思い出してないです。思い出さずに、歩きまくる。

時刻は16時10分すぎ。セブンイレブン松島磯崎店。眼前にはそこそこの登り坂が続いてる。うーむ...。調べてみると、コース上でココを過ぎると10キロはコンビニもドラッグストアもない。

よし、休憩じゃ。飲み干したアクエリを捨て鶴瓶を買う。脚が完全に停止しないよう、店内をゆ〜っくり徘徊する。3,4分ほど休んで歩行を再開。

手樽、16時40分

16時38分、歩き始めて5時間で29.5キロ、手樽周辺。ここからは本当に田舎道。田園あり、畦道あり、登り下りの坂がありと、景色としてはかなり癒やされるのが救い。手樽から野蒜ヶ丘まで、SAKEROCKを聴きながら写真を撮ったりしてた。


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この区間から、段々と太もも、足刀部、特に小指にジンジンが来始めた。「キツくなってきたなぁ」なんて思いつつも、まだ歩ける範疇。景色で気を紛らわせながら歩みを進める。

癒やしの風景


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いつの間にやら東松島市陸前大塚駅を超え野蒜ヶ丘へ登ると、いきなり住宅街に突入した。まるで別の町にワープしたかのよう。思えば野蒜は山が少なく、津波が来たら一気にやられてしまうような地形。ここは山の下に元々住んでた人々が新たに居を構えたのだろうか、なんて考えたり。


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住宅街から北に抜けると、17時40分、歩き始めて6時間。中高一貫みたいなキレイさの鳴瀬中学校を通過し、鳴瀬大橋へ。ここで国道45号と再会。ちょうど、部活終わった中学生が帰り始めてた。ワシの横を中学生がチャリンコで通過していく。「まさか仙台駅から歩いて来てるなんて思ってもみないんだろうな、ムハハハハ」と心の中で思ったり思わなかったり。

鳴瀬、17時40分
鳴瀬〜陸前赤井

鳴瀬端を通過し、しばらくバイパス沿いに歩く。段々足がキツくなってきた。信号待ちのタイミングで靴の中の熱気を放ったり、屈伸をしたり、パイプに腰をかけたり。そういう動作が多くなってきた。空も段々と暗くなってゆく。追い越す中学生もいなくなり、ただ無心で歩くのみ。

唯一の絶望であり希望なのが、石巻まで11キロの標識。これだけを心の支えとして歩く。

鹿妻駅、18時半

鹿妻駅から国道45号と分かれ、田んぼの中を歩く。先に空自の松島基地が見える。時刻は18時38分、歩き始めて7時間目をここ出迎えた。

左足の辛さが増してきた。筋肉痛なのはそうなんだけど、足裏が攣りそうな感覚。明確に攣るまではいかんのだけど、攣る前のウニィ~ンが15%ぐらいで続いてる感覚。結構慎重な歩きをせざるを得なくなり、おかげで歩速が毎時5キロかギリ行かんくらいまで落ちた。

だんだん暗くなる曇天の空に心をも蝕まれ始めてきたので、ココらへんから先週分のおぎやはぎのメガネびいきを聴いてた。小木さんのフットサルチームに、カカロニ栗谷が女優を連れてきた話。周りに誰も居ないし、思いっきり笑う。うん、心は晴れやか。

松島基地を離れ、矢本からひたすら片側1車線の国道を歩きまくる。

陸前赤井石巻

定川橋を超え、矢本町赤井交差点。

衝撃的な看板

空も完全に暗がり、光るはヘッドライト・テールライトと、田舎特有のパチンコ屋の外装。この2つしか光ってない田舎道を延々と歩くの、正直結構絶望的な気分だった。田舎の夜のぽつんとパチ屋って見てるとなんであんな哀しんだろ。


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19時38分、歩き始めて8時間で46.8キロ。すき家45号東松島矢本店通過。ここから10分、15分歩くといつの間にやら石巻市セブンイレブン石巻大街道西店で厠休憩。

トイレに入るやいなや、脚のエンジンが完全に停止してしまった。それもそのはず、約4時間ぶりの休憩、足を止めるのは約5時間半ぶりになる。その間、信号待ちあったとは言えずっと歩行を続けてきたんだから、止まるのも無理ない。

トイレで立っても、脚が麻痺しててずっと地面が揺れてるように感じる。かなりキテる。5,6分ほど、店の前のパイプに死んだ顔して腰かけてしまった。でも歩かなきゃ。そもそも帰れないし。字面通り、重い腰、いや足を上げて歩行を再開する。

いい感じのラーメン屋、入りたい

痛すぎる。太ももも小指もそうだけど、意外と腹筋も痛い。「いってぇー」と唸りながら交差点を超える。痛いけど、交差点を越えるともうエンジンが掛かり始めてきた。痛いけど、歩速6キロが出てた。自分でも怖い。

延々歩くと、ここらへんでメガネびいきが終わったので、ハライチのターンを聴き始める。と同時に、市街地に入りかけてきた。案内看板も、市役所とか石巻港とか駅の名前が並ぶ。もうここは石巻だ。

とここで、最後の難所。明神山周辺。約500メートルの登り坂。右は住宅街だけど、左は夜の森。見ちゃいけない雰囲気をひしひしと感じ、最後だと思ってここもなんとか乗り切った。

交差点を左に曲がり、坂を下り、更に左に曲がると、一気に明るい場所が見えた。

石巻駅

そう、石巻駅。ようやく着いた...。もう写真を撮るのも忘れたほどに、達成感と疲労に満ち満ちてた。

20時45分、歩き始めて9時間23秒、仙台石巻間の総延長52.3キロの道のりを踏破した。

仙石線踏破
帰り、まとめ

本来なら石巻駅22時発の終電に乗るつもりだったから石巻で晩飯を食う予定だった。けど、駅の電光掲示板見ると、20時56分発の仙石東北ライン快速が出てた。もう歩いて飯食いに行く気力もなかったので、コレに乗って帰ることに。

いざ乗る。乗ると、ワシが痛い思いして長い時間かけて歩いてきた道をビュンビュン飛ばしていき、9時間の道のりをたった50分で走り抜けやがった。「えぇ...ワシの苦労は...」なんて思ったり。

仙台駅で降りて駐輪場まで歩くけど、50分電車で座ってたのでもう痛すぎてロクに歩けない。思わず、構内の休憩スペースに2,30分座り込んじゃった。この後も歩ったけど、腹から下痛すぎてぎこちない歩きで、傍から見たら漏らした人みたいなムーブカマしてた。

帰って身体を確認すると、両足の小指が内出血して、爪と皮膚の間が腫れ上がってた。ただ、足の裏に関しては、靴ずれや皮剥けなどまったくなかったので、それは幸いだった。あと、首元の日焼け。はっきり赤くなってた。風呂に入ったり、バイトの服着てる時がめちゃくちゃヒリヒリした。

あと、この世界がひた隠しにしている重大な真実にも気づいてしまった。24時間テレビの100キロマラソン、18時間でイケるくねという衝撃の真実である。ヤバイよね、パンドラの箱は開いちゃったの。まぁでも、信じるか信じないかは、あなた次第です(??)。

とまぁ、今回は仙石線を踏破してしまった。次は何をしようか。南北線踏破はヌルすぎるから、仙山線踏破、高崎線踏破、あるいは福島市南相馬まで歩く会やるか。まあもうしばらくやらんけど。

気仙沼...??

山下達郎 LIVE PERFORMANCE 2023 当選!!!!

I won the ticket!!!!!!!

Yeah, I won the ticket of "Tatsuro Yamashita Live Performance 2023." I was in miracle, magical, super hyper luck, I think so.

www.tatsuro.co.jp

The last tour, he performed for 48 times, but this year he does for 39 times. As for Sendai, last tour contains 3 performances in whole it, but the next is only 1 time.

All people who want to watch it had known this information before ticket application, and they think it's a struggle because competition rate is expected to over factor of 10, 15?, there are many fan that think so. I who part of them think so and have to accept bad consequence.

In 17th, Saturday, the result will reveal to us on the Internet. As usual, I have forgotten that and I remembered on the ride to the university. 

I got to the campus and sitting in the cafeteria. Then my smartphone has already been received e-mail from e-plus.

It has shown the head part of the mail, and contained this scentence: 「【e+より】当選のご案内」.

「ウグァあ...えっへぇえ...ww」Having being in cafeteria, I couldn't express my emotion fully. But, very very very happy......yeah, I'm in veryveryveryvery happy now.

よし、頑張る。because that's my desire〜(?)


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だるま大使2号店

群馬、いや、冗談抜きで世界一ウマいと思ってる豚骨ラーメン屋、だるま大使2号店。本店じゃなく2号店の方。いや、本店もウマいんだけど、個人的には2号店がずば抜けて世界一。未だにココを超えるラーメン屋に出会っていない。

tabelog.com

そんな愛してやまなかっただるま大使2号店、コロナによる業績不振や店主横尾さんの年齢による衰えなどで、昨年の5月頭に閉店してしまった。そんなこともつゆ知らず仙台に来ていたワシは「夏休み帰ったら絶対食ってやる」と鼓舞しながら期末試験を頑張ってた記憶がある。

だるま大使2号店は高崎問屋町駅の真ん前。高専からもチャリンコで15分くらいという好立地。2年の冬に見つけてから定期的に行ってしまい、学科の友達を何人もだるま沼に引きずり込んだ。疲れたときに1人で行ったり、試験とか文化祭終わりに友達連れて行ったり。高専5年のときにやった工華祭FMでこの店を紹介したのも良い思い出。

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味もさることながら、そうした記憶も色々詰まったラーメン屋だっただけに、閉店していたと知った時のショックは相当大きかった。しばらく立ち直れないほど。まさか飲食店でこんな気分になるとは思ってもみなかった。閉店したけどファンレター書こうとも思ったくらい。

最後に行ったのは、高専の卒業式を終えたタイミング。消火器のプロや在草津伊大使らとともに行った記憶がある。まさかそれが最後だと思って食べてないから、最後にちゃんと味わえないまま閉店してしまい。よく言うけど、ワシの中でだるま大使2号店は伝説の店となってしまった。

時は流れ、お店はサイドメニューとして人気だったモツ煮を24h自販機で売る店となり。更に月日は流れ数日前、インスタを見てたらお店の投稿が流れてきた。

文章の冒頭は「惣菜店としてのだるま大使2号店を閉店させていただきます」とあった。「あぁ、とうとうすべて畳んでしまうのか」と、残念がりながら文章を読み進めていくと、早い話、またらーめん業を再開してくれるらしい。

https://www.instagram.com/p/CtjGcCKP9Tv/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

率直に本当に嬉しい。ただそれしか無い。

特に2号店は、店の姿勢も好きだった。一度、視覚障害を持った人がお店に来るのを見たことがある。入るやいなや、店主横尾さんがカウンターから出ていき、食券だったり椅子を引いたりしていた。あの様子だとそのお客は定期的に来るお客に見えたけど、らーめん屋として初めて見る光景だった。

コロナが始まってからは自ら厳しい感染対策を課していた。8人位で満席の店だったのに、椅子を1席ずつ空けて営業し、毎回毎回必ず念入りに席の消毒もしてたし、群馬県のコロナ対策認定も取って店頭に掲げてた。客にこれだけ伝わるのだから見えない部分も相当やってたんだと思う。採算だけを考えたら効率悪いのは明らかなんだけど、お店のファンとしては人格的に信頼をおける点でもあった。

あと、高校生には替え玉無料だったところも密かな激推しポイント。店の内装も落ち着いてて、店内のテレビは地上波じゃなくてスペースシャワーTVが流れてる。ラーメン屋っぽいガチャガチャしてないから、お陰でスープと具と麺に没頭できる。もう本当に、どこをとっても一級品だっただけに、もう行けないのが本当に惜しかった。

世界一のらーめん

コロナが明け、ようやく元通りの営業が出来ると思う。開店した暁には、必ずやすすりまくって完飲してお礼を伝えたいと思う。

その他の日記

  • 9日金曜はドナルドダックの誕生日、ついでにスティッチ見てきやがれという課題をいただく。
  • 9日金曜深夜、Lilo & Stitchとドナルド初登場の"かしこいメンドリ"を見る。
  • 10日土曜夜、Daisy Holiday!をタイムフリーで聞く。数日前に"S・F・X"を聴いたけど、今回のは手作りデイジーで、お題がまさかの"Alternative 3"。よりによってこういうSF陰謀論的な内容で細野さんにシンクロニシティを感じ、自分でも少し引いた。
  • 11日日曜、一日中家、いや布団に引きこもって、久々に本当に何もしなかった。夜中、地獄のDiscord参加。
  • 12日月曜、前日何もしなかったから朝早く起きようと思ったら13時半。もう終わりや。17時から朝食食べて夜が明けるまで勉強。
  • 13日火曜、光ファイバの会議。色んな大人と久々に会え、初対面の方とも多く喋れた。
  • 13日火曜深夜、鬱陶しかったので自分で前髪を切った。もやし顔のブルース・リーが生まれた。
  • 14日水曜昼下がり、青葉山お散歩。
  • 16日金曜、朝から大雨。
  • 17日土曜夕方、久々に客としてバ先に行く。客として行ったらけっこう楽しくて、新しい感覚だった。この感覚を勤務に活かしたい。
  • 17日土曜25時半、青葉城址。尾崎豊のI Love Youを弾き語ってる人が居た。
  • 工学セミナーの講演で、インパクファイナンスというものを知る。けっこう面白かった。
  • あおば食堂の学生バイトのNさんが威勢よくて気持ちが良い。こっちも頑張らねばとさせてくれる。 

この間聞いたアルバム

共同じゃない通信(6.8[Thu]-6.19[Sun])

6.8[Wed]-6.19[Sun]

今日の1曲

この日記の柱となりつつある選曲コーナー。孤独な趣味。

"さよならばいばいまたあした" - 私立恵比寿中学

選曲理由 : 徘徊中に聴いた

作詞作曲はYogee New Wavesの角館健悟。リリース当時で初めて聴いた2017年は音楽に目覚める前でYogeeなんて名前も聞いたこと無かったけど、大好きな曲調だったのは覚えてる。

エビ中ってやっぱ聴いても推しても楽しい。

"Rosenkranz" - SAKEROCK

kakubarhythm.com

選曲理由 : 徘徊中に聴いた

残念ながら、サブスクにもYouTubeにもない音楽。ベスト盤に収録されてるのみ。スクエニの何かしらのサントラのコピーで、この曲もSAKEROCK感満載で大好きな曲。

"校長室の外は校庭" - SAKEROCK

選曲理由 : おじいさん先生

日付変わって16日の深夜に逮捕された俳優の永山絢斗容疑者。彼のデビュー作は日本テレビおじいさん先生だったらしい。このおじいさん先生というドラマ、サントラ制作がSAKEROCK。ということで、久々にこの曲を聞いてしまった。

改めて聴いて、SAKEROCKは日常生活に寄り添う音楽だとつくづく思う。後追いだし資料も手元にほぼないから彼らがどういうモチベで曲作りをしてたか分からないけど、J-POPやロックのように特別エネルギッシュでもないし、R&BやJAZZのように没頭して聴くようなものでもない。日本中のなんでもない、ありふれた市井に溶け込み寄り添う、日々の営みにただただ賛同してくれる音楽だと思う。そんなSAKEROCKが俺は大好きだ。

同アルバム収録、気だるそうな日常の感あふれる"進化"はあちこちオードリーでもよく聴く馴染みの曲。SAKEROCKの曲は未だバラエティのBGMとしてけっこうな頻度で耳にする。テレビが家にある人なら、最低でも年に4,5回は知らないうちにSAKEROCKの楽曲を聞いてると思う。それはひとえに、上で述べたようなSAKEROCKの日常、茶の間への親和性の高さが故だと思う。

やっぱSAKEROCKは偉大だ。

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"おじいさん先生" - SAKEROCK

選曲理由 : おじいさん先生

ソロデビュー前、割と貴重な星野源ボーカル曲。合唱バージョンもあるけど「夢精した〜」って高校生の合唱で聴けるなんて思わなかった。

"月に嘆く" - 武井純

選曲理由 : 約100年前、1931年のJ-POP

最近、自己紹介で「100年前から今日リリースまで、色んな音楽聴いてます」って言うことが多い。17日土曜もそんな自己紹介して、久々にこのアルバムを聴いた。

でも残念ながら、国内のこの時代の音楽は国会図書館のデータベース以外ネットにほぼ情報がない。時間があれば神保町を漁ってみたい。

かろうじてこの曲について分かったのは、英題は"Lonesome In The Moonlight"。調べると、Paul Whitemanが演奏していて、作曲はAbel Baerというティンパンアレイの作曲家が1928年に作曲したのを、作詞家堀内敬三が詞をつけたものだとわかった。

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"Somewhere Over the Rainbow" - Israel Kamakawiwo'oel


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選曲理由 : Hawaii〜

言われてみれば、スティッチってハワイだったんですね。暑くなってきたしせっかくなので、ハワイの爽やかな曲でも。

"Strutter" - KISS


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選曲理由 : KISSを聞けと啓示があった

最近、バ先に来るお客さんがやたらKISSのバンドT着て来る。しかもたしか全員女性。この間は1週間で3,4人も見た。多分KISSを聞けと神様が言ってるんだろう。

ロックを聴かないワシでも1stの"地獄からの使者"だけは数年前に聞いてて、中でも"Strutter"と"Let Me Know"は気に入って、5年の朝通学するときに車内でかけてたりもしてた。久々に、1stから聞いてみよう。

※14日水曜もJDがKISS-T着て来てた。そんなに地獄志向なのか女の人。

"Nemesis" - Arch Enemy


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選曲理由 : (ꐦ`•ω•´)!!!

ワシがメタルを聴くときは、大抵イラついてる時。音量もイラつき度合いに比例してるから、「イヤホンから割と音漏れしてたぞ」って言われた日は相当イラ立ってた時。

10日土曜、例のごとくマックで勉強してた。22時半過ぎから、ブスが醜男と耳障りな喚きを撒き散らしてたので久々にメタルに手を出してしまった。深夜のマックでどう過ごそうなんて他人が口出しできることじゃないけど、でも勉強中にあの不快な笑い声はキツかった。

せっかくなので、いつも聞くチルボドじゃなく新しいの聞いてみようと、前々から聴きたかったArch Enemyを聞いた。そしたら聴いてる途中でその連中帰りやがった。おい苛立ちの根源、帰んならアルバム聴き終わるタイミングにしろよ。俺の苛立ちメタルオナニー最後まで責任持って付き合えよ。

こんな感じで別の苛立ちが生まれてきてしまい...としたとこで、電話だか独り言だかでブツブツうるせぇ中国語デブ男が隣に来たからそいつをオカズにした。

...っていうのは全部大ウソ祭りです。すべてフィクションでございました。

でもそんなこんなで、ワシが苛立ってる時はウチの助教と120%趣味が合う。にしても、女性(Angela Gossow, '00-'14)なのにこの声、スゴイよな。サンソンの変な声特集より。

明日へ向けて

光ファの会議に出てきた。色んな大人と話をして、仙台、ひいては東北地域の人々に自分がどんな貢献ができるかを考えた。

答えは出てない。ただひたすらに、この地域へ出来る自分の最大限のことを行おうと思う。